読書メモpart5:僕たちのチームの作り方

リーダーの最優先事項:
・メンバー1人1人の強みを活かしきること

リーダーに必要なこと:
・志(vison)
・主体性の発揮(aggresiveness)
・明確な基準になる(being)

リーダーに必要なアクション:チームをゴールに導くこと
 ・チーム: ヒエラルキーのない自由でフラット組織
 ・ゴール: 全員でゴールを考え、共有
 ・導く: 目標に向かえる環境作り

縦社会→横社会へ日本は変化している
日本はかつて他国が見つけた正解に対する改善で世界シェアを獲得していった。しかし、現代は、why/new valueが大事になってくる。
what/大量生産/改善→why/意味や質/創造

リーダーの役割はファシリテーター:

・環境づくり:来たくなる場所:チームで目指すものがあるから進むことができる。共通の目的・ゴールのために集まっているチーム
・チームのミッション:何のために存在するのか
・ビジョンを決める:未来の姿をビジュアルでイメージしたもの
常にブラッシュアップするべきであり、やるべきこと・やらないことを決める
ビジョンを決めたあとはゴール設定

  • 長期ゴール:北極星

  • 中期ゴール:登るべき山

  • 短期ゴール:山を登るべきための登山道

定性目標と数値目標を結びつける
数字のロジックを考える
おそらく、ロジック的に成り立たない部分がある。
そこを新しい仕組みや仕掛けで乗り越える

横断組織がうまくいかない理由

・権限・責任が曖昧である
・知らない人同士が集まる組織
・既存の所属組織との利害関係

リーダーはマクロな視点で俯瞰しながら、ミクロな視点で一人一人を理解することを求められる。

小さく踏み出す・みんなで踏み出す

・リーダーはメンバーを生かすのが仕事
・そのためにはフラットな場を作る
・そしてメンバーの想いや考えを聴く
・会議の場でもフラットに意見を出し合う
・チームはゴールを共有しているからこそチーム
・小さくみんなで踏み出し、振りかえり、また、踏み出す。

まとめ

大企業などの終身雇用で階層的な組織では、そもそも呼び名やカルチャーが階層的であり、そこを乗り越えフラットな組織を構築するのは非常に難易度が高いと感じた。また、志に関しても、社内政治がうまく出世しているケースや年功序列の会社では必ずしも持ち合わせていないこともあると感じた。

近年、オープンイノベーションやサスティナビリティなど組織横断的な取り組みが増えている中で、どのように横断組織を上手く動かすかのポイントは非常に参考になった。結局は、日々のコミュニケーション・信頼関係が大切であると再認識した。

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