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パリ・サンジェルマンのいいところ

この「スポーツ見る旅」ブログは、私がどこかに出掛けるスタイルを中心としてきています。しかし、たまには、海外から有名チームがツアーで日本に来てくれることもあります。

メッシ、ネイマール、エムバペら豪華メンバーをずらりと揃えた、パリ・サンジェルマンのジャパンツアーが7月下旬の今、行われています。
国立競技場で行われた川崎フロンターレとの親善試合を見に行きました。

正直言って、チケット代は高かったです。ただ、買った時には「わざわざパリに見に行くよりは安い」と「あれだけのスーパースターを一度にたくさん見られるなら、このくらい払ってもいい」という気持ちがありました。

国立競技場の中は、始まる前からザワザワしていました。試合前のウォーミングアップの時間となり、スター選手たちがゆっくりと歩いて姿を現すと、それだけでどよめきが上がりました。こんなの久々に見ました。

みんな、巨大スクリーンに映される選手の顔と、ピッチ上の選手の位置を交互に見ているような感じでした。私も「本当にいるんだよね」と確かめているような気持ちになりました。

もう、この時点でお気づきでしょう。

パリ・サンジェルマンのいいところは、とにかく有名な選手、クオリティの高い選手をずらりと揃えていることです。

このジャパンツアーのキャッチコピー「全員、超人」は、言い得て妙です。

試合が始まるとすぐにわかります。ゴールキーパーから、フォワードまで上手い選手ばかり。

ボールの受け方がうまいので、次のプレーが素早くできる。
1人で、2人の相手をかわすこともできる。緩急自在で、ぶっちぎる。

こういう個々のテクニックが優れていて、それを見てるだけで、とても楽しいのです。

そして、サッカーなので、そのコンビネーションが見られるのが嬉しい。

シーズン前の親善試合ですので、本気ではなかったと思いますが、それでも「これは、豪華メンバーによるショーだ」と感じました。
選手の全盛期というのは、そんなに長い年数、続くものではないですし、怪我や移籍もあるので、「豪華メンバーというのは、希少性が高いんだな」と改めて思いました。

海外サッカーファンの方はご存知でしょう。かつて、パリ・サンジェルマンは世界的に有名なチームではありませんでした。
私は2008年に、仕事でパリを訪れた時に、スタジアムを見に行きましたが、それはかなりマニアックな行動で、当時はフランス代表選手がいくらかいる程度でした。
2012年以降、カタール・スポーツ・インベストメントが加わったことで、多くの有名選手が続々と加わるようになりました。最初の方と、イブラヒモビッチ、チアゴ・シウバなどです。その後、どんどんメンバーが豪華になっていったのは、ご存じの通りです。

有名な選手がどんどん加入したことで、このクラブの認知度も、世界的にどんどん上がり、ブランド力が高まっていきました。
この日の国立競技場には、64000人を超える観客が集まり、その人気を見せつけたような感じです。
日本でも、渋谷パルコにオフィシャルショップが常設されていますし、日本語の公式グッズ販売サイトもあります。アパレルは、おしゃれな感じです。

あれだけすごい選手たちのプレーを見てしまうと、グッズも買いたくなります。そして、「できれば今ぐらいのメンバーがいるうちに、パリに行って、真剣勝負の試合も見たいなぁ」なんて思ったりもします。

スポーツ見る旅は、続きます。


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