見出し画像

「不明確なものに出す「答え」とは」

「わかるように説明をしてください!」そんな事言われても、曖昧な部分もあるし、断言すると今度は責任について責められるし・・・。

特に不明確なことに対してはもっと難しい。とはいえ説明もしなくてはならない事もある。

しかも説明をするのが自分の場合は、もっと困っちゃう。「いや~・・決まってないので」なんてことも言えない。

仕事に限らず、プライベートなところでも実際のところは「あいまい」なことが多い。答えを出さないことのほうが楽だし安全な気もするし、考えるのも大変だ。

「おれはブレンドコーヒーが好きだな。」「わたしはドリップコーヒーが好き。」

この会話は、定義が曖昧だからこそできる会話だ。きっとこのブレンドコーヒーが好きと言った男性は、ホットコーヒーの気持ちで話しただろう。ドリップコーヒーが好きと言った女性は、ホットコーヒーの種類のつもりで言ったかもしれない。

みんなそこまで、「じゃぁブレンドコーヒーとは何か」なんて気にしちゃいない。

だけど、時々あいまいにした方が幸せだったり、定義した方がミスコミュニケーションが起きないこともあるわけだ。

この世界は、曖昧でできている。自分までも曖昧になっては余計に迷う。

だから、(仮)として不明確なものに答えを出すことによってその存在をちゃんと認知する。

そして、問い続ける事によって不明確なものは少しづつ

明確になっていく。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?