【感想】週刊少年ジャンプ2024年32号ひまてん！ の今後を大胆予想！

ひまてん！ 始まりました！ ジャンプに何故か欠けていたラブコメがついに来ました！ やったー！

ひまてん！

家事代行×女子高生社長のラブコメ!!
タイトルの由来はヒロインひまりの"ひま"と主人公てんいちの"てん"でした。暇な店でひまてん、と予想してましたがハズしました……

ラブコメと言ってもヒロインたくさん系とカップリング決まっている系があると思うのですが、本作はカップリング決まっている系だと思います！
理由としては、
・"ひまてん！"が妃眞理ひまりと殿一てんいち
・転校初日ですでに結構仲良い
・殿一の夢が立派な家と温かい家庭、妃眞理は仕事に誇りがある⇒相性良い
・そうでないと叶さんが負けヒロインすぎる

それからラブコメにも恋愛寄りの作品とコメディ寄りの作品がありますが、恋愛寄りかな？と思いました。
コメディ寄りなのであれば、家事代行と雇い主がお互い素性を知らないまますれ違いコントのような第一話になっていたはずです。
実際は、殿一＆妃眞理の仕事のスタンスや人との関わり方、お互いへのちょっとした尊敬が描かれました。

ラブコメに大事なのは何よりキャラです。第一話で丁寧にキャラを描いているので読み進めるほどハマれる作品になる！ と期待しています。

↓ 公式PVです。

カグラバチ

ついに真打登場しました！
チェーホフの銃という言葉があります。物語に銃をだすなら発砲すべき。発砲しないなら物語に出すべきではない。といった作劇上の戒めみたいな感じです。
カグラバチはちゃんと真打が使われるのでエライです！

真打の名前は「勾罪」でしょうか？
京羅がまだ生きていること、真打から垂れた玄力から草が生えたこと、"勾"から勾玉が連想できることから、魂や生命に関連する能力なのではないでしょうか？

今回は思わず息を飲むような演出の連続でした。封印の解かれた真打、真打の刀装具からゆっくりと玄力がたれてから剣聖の真上を映す静かな構図、からの京羅に蝶が生える動の構図。カグラバチの漫画演出は本当にかっこいい！

鵺の陰陽師

パニックになる周防先輩を励ます学郎、本っ当に学郎らしいぜ！

キスで令力を移す展開！ 待ってました！！ でも純潔改札口キスオアダイはふざけすぎじゃないか？ これがろろさんのキャラなのか？

学郎を抱きしめる周防先輩。周防先輩は普段から気を張っている感じがしてましたが婚約者が爆死してからずっと怖かったからなんですね。ようやく周防先輩が本音で喋れて良かったなと思いました。
あくまで学郎が抱きしめられる側なのもいいですね、学郎らしくて。

川江先生の漫画術。変だな。学郎以上に目立ってたキャラがいたはずなんだが…

超巡！超条先輩

ポンちゃんと恵那院さんとのデート回。カップリングはやっぱこの二人なんですね！
今回かなり面白かった。いい女とは、という序盤のネタ振りから後半のコントのようなネタ回収の仕方、ウィッチウォッチの得意とする分野までやれるのか！超巡！

恵那院の「手料理なんて感激だなァ」の棒読み感、面白かった。つっこみがボケに回るの面白いですよね。

面白さランキング

１位：鵺の陰陽師
２位：カグラバチ
３位：超巡！超条先輩
最近ずっと鵺とカグラが面白いです。単行本も同日に出ているし、掲載順も同じような推移しているし、次世代ジャンプ看板のライバルといった感じですね。
最近は村上、キヨシくんとコメディが増えてきましたが、ギャグとしては超巡が頭一つ抜けて面白いと思っています。今回は特に準レギュラー勢ぞろいでギャグの勢いがありました。

以上。