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コーチングを体験してみた

こんにちは。閲覧ありがとうございます。起業を目指して邁進中のフリーランスエンジニアのハヤシナナです。
先日、初めてコーチングを受けてみました。そこで、コーチングについて、そしてコーチングを実際に受けて感じたことについて書きたいと思います。コーチングって何?という方や、今後受けてみようかな?と思っている方の参考になれば幸いです。

コーチングとは?

「大切な人をその人が望むところまで送り届ける」という意味の”Coach”から派生してできた言葉。人の目標達成を支援する。人が思い描く未来を実現するためのサポートをする。
コーチ(=コーチングを行う人)の仕事は、クライアント(=コーチングを受ける人)と伴走しながら、目的・目標に向かって一緒に進んでいくことです。
つまり、クライアントの目線で言うと、コーチングを受けることは「自分の進みたい道を進むためのサポートを得ること」とでも言い表せるでしょうか。
ここで大切なことは、コーチは「どの道を選ぶのが正解を教えてくれる人」ではないということです。コーチはクライアントが進みたい道を導き出す手伝いをしてくれますが、実際にその道を探すのも、その道を進むことを選ぶのも、あくまでもクライアント自身です。

コーチングを受けたいと思った理由

①自分の思いを知っていてくれる人が欲しかった
わたしはこれまで勤めていた会社を先日退職し、いずれ起業するために準備を始めたところです。
会社員だったときには、何かしらのミッションがあること、それに対して期限があることは当たり前でした。そのような状況において、人は働かざるをえません。言い換えれば、迷わずとも進むことができます(それは自分が望む方向とは限りませんが)。
しかし、会社を辞めて1人になった今、状況はこれまでとは異なります。わたしは今は「こんな風になりたい」「こんなことを叶えたい」という思いを持っています。しかし、それを手放すことはとても簡単です。辞めようと思えば、いつだって辞められます。もしわたしが歩みを止めたとて、それを気にする人は誰もいません。
では、もしも一緒に進んでくれる人がいたら。思いを知って、進むことを応援してくれる人がいたら。その人と話すことによって自分の思いを繰り返し確認することができ、目標に向かって進みやすくなるのではないか?コーチはそのような役割を担ってくれるのではないかという期待を抱いていました。

②コーチングそのものに興味があった
わたしは現在、「新たなサービスを作ってみたい」「起業したい」と考える人向けのサービスを検討しています。コーチングを知ったときから、コーチングはそのような思いを持つ人たちにとって価値のあるサービスなのではないかと思っていました。
コーチングが新たなチャレンジをしようとする人の助けになるものならば、わたしもコーチングの知識を得たい。そのために、まずは「新たなサービスを作ってみたい」「起業したい」と考えている自分がコーチングを体験し、それが助けになるのかを確認したいという思いがありました。

③コーチに興味があった
わたしのコーチになってくださった本橋竜太さん。Twitterで流れてきた本橋さんのコーチングモニター募集のツイートを見たのが始まりだったのですが、この方と話をしてみたいなと思ったのも大きな理由の一つです。
勇気をもらえる素敵なnoteですので、ぜひ読んでみてください。

コーチングセッションの流れ

本橋さんより、コーチングセッションの1回の流れは4つのパートに区切られるとのご説明を受けました。

①Goal:セッションを通して明確にしたいことを決める
②Reality:自分の現状を把握する
③Option:目標と現状のギャップを埋めるためにできることを洗い出す
④Will:どのような行動をとるかを決める

通常は1時間のセッションのところ、今回は体験で25分間だったため、①の途中までしか進みませんでした。

コーチングを受けてみて

①コーチングセッションのテーマを決めることが難しい
コーチングセッションは、「あなたが今日クリアにしたいことは何ですか?」というご質問からスタートしました。これは、その日のコーチングセッションのテーマを決めるための質問です。わたしは今回何も考えずにセッションに臨んでしまったため、この質問に対してあまり納得のいく答えを出すことができませんでした。
納得できるテーマでセッションを進められるか否かによっても得られるものが変わってくると思うので、次回はある程度考えた上で臨みたいと思います。

②これまで気付いていなかった自分の本心を知った
投げかけていただいた問いに対して初めから深く考え込みすぎず、思ったことをどんどん口にしながら答えに近づいていこうというスタンスで答えていました。
なので、していただいた問いの全てに納得できる答えを出せたとは思いません。あのときはこう答えたけれど、本当にそれは自分の思いだろうか?改めて考えるとちょっと違うかな?と思うことも多々ありました。
でも、そうやって問いと答えを重ねていく中で、自分の本心と思えることがポロリと口から出たタイミングがありました(具体的には、家族への思いと自分自身に対する評価でした)。これまでは自分のそんな思いや考え方には気づいていなかったので、とても衝撃でした。そして、自分のその素直な感情に気づいたとき、想像以上に心が大きく動かされ、少し泣きそうになってしまいました。新しい自分を見つけた、とまで言うと大げさかもしれませんが、自分自身に向き合う時間を持つことで、わたしはわたしとしてより豊かに生きられるのではないかと感じました。

③友達でないからこそ話せることがある
言葉にすることで考えがまとまる、明確になるということは、多くの方がご経験されたことがあるでしょう。でも、例えば自分の心の内について言葉にしようとするとき、友達や家族、知り合いが相手だと、「これは言わない方が良いかな」「嫌な奴だと思われたくないな」と無意識のうちにセーブしている部分があると思います。だから、人に話すことで自分自身の本当の思いに向き合おうとするのは、時として難しい
コーチと話をするのは、友達や家族、知り合いと話すのとはまた違います。コーチと話す目的は、自分自身と向き合い、自分が納得できる答えを探すことです。そう割り切って、わたしは普段友達に言わないようなこともコーチに対しては遠慮なく言葉にしてみました。そして、言葉にしていく中でクリアになっていくものがあるのを感じ、それがとても面白いと思いました。

最後に

正直に言うと、1回の体験セッションを受けたのみでコーチングを受けることには意味がある、ないと語ることはまだできないと感じています。
ただ、知り合いでない人と自分のことについて話す機会というのは、あえて作らなければ得られません。わたしは今回の体験セッションを受けて、その機会を作ることは自分にとって価値があると感じました。なので、コーチングを継続してみようと考えています。
コーチングに興味のある方は、ぜひ一度体験できる場を探されてみてはいかがでしょうか?

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