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アトピー性皮膚炎に効く!?日本の温泉で最も多い単純温泉とは?🌈

皆さん、アトピー性皮膚炎の改善や厚くなった角質層を取り除く効果のある泉質をご存知でしょうか?

一般的に、アトピー性皮膚炎に効用があると言われているのが、『酸性泉』と『硫黄泉』。

酸性泉と硫黄泉は、殺菌力が強く、アトピー性皮膚炎の原因の一つ『黄色ブドウ球菌』を殺菌する効果のある泉質です。

しかし、アトピー性皮膚炎は、人それぞれ原因や症状が異なるもの。

酸性泉と硫黄泉の温泉は刺激が強いため、人によっては肌に合わないこともあります。
 

そこで、肌がデリケートな方におすすめなのが、『単純温泉』。


酸性泉と硫黄泉以外にアトピー性皮膚炎に良いとされる泉質は、『単純温泉』『塩化物泉』『炭酸水素泉』『硫酸塩泉』がありますが、中でも、『単純温泉』は肌への刺激が少ない泉質。
 
日本の温泉の中で最も多い泉質で、肌触りが柔らかく、癖がないのが特徴です。

子どもからお年寄りまで、安心して入ってもらうことができます。

<単純温泉の効果・効用>
・泉質別適応症
⇒ 自律神経不安定症・不眠症・うつ状態
・一般適応症
⇒ 神経痛・筋肉痛・関節痛・五十肩・運動麻痺・関節のこわばり・うちみ・くじき・慢性消化器病・痔疾・冷え性・病後回復期・健康増進

一般適応症に美肌効果は含まれませんので、記載はされていませんが、美肌効果も期待される効能の一つ。

急に、刺激の強い温泉に入ると、その刺激に肌が負けたり湯あたりを起こしたりすることがありますが、温泉に慣れない方こそ、

「温泉のスタートは単純温泉から」

それだけ、単純温泉は安心して入れる温泉なんです。

最近では、特に外国の方がアトピーを治すために、単純温泉を巡ることがあるそうです。

日本は海に囲まれているため、本来は『塩化物泉』が一番多い泉質なのですが、掘削温泉が増えるにつれ、『単純温泉』が一番多い泉質になりました。

地中を100m掘るごとに地下水の温度は2~3度上がります。

そのため、1,000~1,500m掘削すれば、温泉の定義となる25度以上のお湯が出てくるというわけです。


最後に、温泉に行く時間がないという方に、アトピー性皮膚炎に良い入浴剤の選び方をご紹介します。

入浴剤の中には、塩素除去成分を含んだものも多く、水道水に含まれている『塩素』もアトピーにとって刺激の強い成分です。

入浴剤は、完全無添加の自然由来のものを選んでください。

また、自分に合った入浴剤を探す際は、規定量ではなく、まずは、少量の入浴剤を入れて試すのがおすすめです😌

最後まで読んでいただきありがとうございました🌈
 

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