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子どもに最初に読ませたいマンガはワールドトリガーだ

小さい頃はマンガを全然読ませてもらえなかった、はやぱぱです。

でも実際にマンガを読んでみると、いろいろと勉強になりますよね。
「ワールドトリガー」はアニメ視聴から入ってドハマりし、久しぶりに全巻まとめて一気買いしたマンガでした。

社会を生きていくに当たって必要なエッセンスが作品の中に詰まっているので、ぜひ子どもにはまず最初に読んでもらいたいと思っています。

※ストーリーのネタバレはないように書いてます

1.チームで戦え

主人公の三雲 修(みくも おさむ)は、ある目的を達成するためにボーダーという組織に所属します。目的を達成するために、自分でチームを編成して足がかりを作らないといけません。

大きな目的を達成するためには一人だけではダメで仲間が必要、ということを思い知らせてくれるストーリーになっています。

そしてどうやって仲間を集めるのか、の話も非常にしっかりとストーリーが練られており、いつの間にか主人公チームの成長も楽しみになりました。

※個人的にはこの10巻の表紙がたまらなく好きです

2.強みと弱みを自覚し、強みを活かせ

「ワールドトリガー」のおもしろい設定要素のひとつとして、主人公が特別秘められた力を持つという類いのものがありません。あくまでもごく普通な中学3年生です。

そんな彼の強みは、やり遂げるという強い意志と、目標を達成するための緻密なプロジェクト推進力といえるでしょう。

「僕がそうするべきだと思っているからだ!」

というセリフからも、意志の強さをヒシヒシと感じます。

一方で彼の弱みは、一般的な戦闘能力。その弱みを補うために、強みである緻密な作戦立案でさまざまな試練を乗り越えていくところが作品の醍醐味となっています。

強みと弱みに関しては各キャラクターや武器の種類によっても細かく設定がされているため、出てくる全キャラクターから非常に人間らしさを感じられます。

そして大きなメッセージとして「強みを活かせ」というものがコマとコマの間からにじみ出てきている点がとても好きです。

3.それぞれの個性を認め合え

主人公チームと切磋琢磨していく他のチームのキャラクターたちも、強みと弱みが設定されているためとても人間らしいということは先ほども述べましたが、各キャラクター同士がお互いのことをリスペクトしている描写をするところも好きです。(一部そうでない描写もありますがw)

お互いに切磋琢磨することで、相手の得意・不得意を理解していく。そして個性を認め合うんです。その上で共闘するときに、どうお互いの強みを活かすかがストーリーに展開されていくのです。たまらん!

人それぞれ持っているカードは異なるという前提を理解した上で、いい役をどう作るかという要素が入っている点は、これからの時代を生きるにあたって大事なエッセンスです。

ワールドトリガーはいいぞ

ということで、ワールドトリガーのストーリーからはこのVUCAといわれている予測不能な世界においてとても大事な3つのエッセンスが学べます。

こういうエッセンスを説教して聞かせるのではなく、楽しみながらインプットしてほしいと思っているため、読ませたいマンガとして選びました。

気になる方はぜひ読んでみてください。

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