見出し画像

「大丈夫、あなたはがんばっているよ。」

はじめてnoteを書くにあたり

参考に読んだ記事に、

"誰に何を届けたいのかを考えるのがよい。"

と書いてありました。


わたしは

がんばっているあなたに、

「大丈夫、あなたはがんばっているよ。」

というメッセージを届けたいと思いました。



画像1


"今のあなたはがんばりすぎ症候群?"


「大丈夫、あなたはがんばっているよ。」

のメッセージに涙が出そうになった方はいませんか?

涙が出そうになったあなたは”がんばりすぎ症候群末期患者”です。

そんな方にはわたしから、

「がんばってるよ!大丈夫だよ!あなたはすごくえらいよ!」

と、声を大にして伝えたいです。


わたしはがんばりすぎて、心も体もいっぱいいっぱいだったことに気づいた時、涙が流れました。

「"がんばること"はあたりまえ。」


昔からそんな風に思っていました。


「がんばっているのにわたしは何もできない。どうしてこんなにも、何もできないのだろう。本当にもう嫌だ。消えてしまいたい。でも、やらなきゃ。」

と、思っていました。

「大袈裟だ」と言われそうで、誰にも話せませんでした。

末期患者でした。


涙が流れそうになったあなた、末期患者から早急に、脱出しましょう。


画像4



"がんばっている自分を認めてあげる。"



まずは、自分を認めてあげるところからはじめましょう。

できる人にとっては、とても簡単なこと。
できない人にとっては、とても難しいこと。


認めてあげる以前の問題で、がんばっていることにすら気づいてなかった2年前までのわたし。

心がダメになっていても、体が完全にダメになっていなかったら、ごまかしごまかしで、走り続けちゃう。

そんな人、多いんじゃないかな。

心の異変に気づいても、気づかないふりをしていませんか?

体からのサイン、受け取れていますか?

まだ大丈夫、わたしにならできる、わたしがやらなきゃ、、と。
 

まずは今の自分を認めてあげましょう。


「わたし、がんばってる!えらい!」


ってね。


"あなたにとってのお休みを取りましょう。"



がんばっている自分を少し認めてあげることができたあなたは、

少しだけ休む努力をしましょう。

がんばりすぎ症候群の人にとって休む事は努力しなければ出来ないことです。

休むことも大切な仕事であり予定です。

そう思って休む日を決めましょう。

休みといっても人それぞれ。

ごろごろしたり、ゲームをしたり、スポーツをしたり、お買い物をしたり、、、。

ひとりでいるのか、誰かといるのか、、、。

家にいるのか、外にいるのか、、、。


どんなことが、どんな環境が、あなたにとって、1番心と体が休める"お休み"の過ごし方なのか、考えてみてください。

わたしにとってのおやすみは、ひとりでおうちにこもることです。

その日やりたいことをおうちの中でゆっくりすること。なんなら、一歩もおうちから出ない日が心が休まる1番のお休みの日です。

あなたにとってのお休みを見つめ直し、そんなお休みが過ごせる日を作りましょう。


どうしても、どうしても、お休みの日が作れない時は

心のなかで

「わたし!えらい!すごい!がんばってる!立派!」

と、自分自身を褒めてあげてください。

少しだけ、心が軽くなります。

今の時期だと受験生とかね。

休むことが不安でストレスになるくらいなら、体を壊さない程度に無理をすること、

時には良いと思います。

必ず、近くにゴールがあるミッションに取り組んでいる時に限りますが。

何かをやりきった経験がある人は強いと思います。


それ以外のみなさんは、早急におやすみをとる"努力"をしましょうね。


画像6


"自分の当たり前は他人の当たり前じゃない。"


どちらかといえば、ストイック人間なわたしには

がんばっていないように見える人も、

その人にとっては精一杯頑張っているのかもしれない。

わたしより、ストイックな人がわたしを見ると
がんばっていないように見えるかもしれない。

「自分の当たり前は他人の当たり前じゃない」

わたしがいつも心の隅に置いている言葉です。


ふつうなんてありません。それは誰かが勝手に作り出した幻想です。

人の価値観、押し付けられていませんか?

また時には、自分の価値観で物事を捉えすぎていませんか?


画像3


"わたしががんばっていることに気付いたきっかけ"


わたしが、"がんばっている"ことに気づいたきっかけは大きく3つあります。

"なんだか、わたし、がんばっているらしい。"


ひとつ目のきっかけを作ってくれたのは、アルバイト先の先輩でした。

「なんでそんなにがんばってるの?」

と問われた時、わたしはがんばっていることに気づいていなかったため、

「そんなにがんばってませんし、何も出来ませんから、、。」

と、まあ可愛げなく答えました。

すると、こいつは何を言っているんだ?という目で、

「いや、すごくがんばってるよ、、?大丈夫?」

と言って頂いたことを覚えています。

なんだかよく分からないけれど、とても嬉しかった。

それからその先輩は定期的に、

「本当にすごいと思うよ、がんばってるよ!」

と声をかけてくれました。

この頃、先輩のおかげで、ほんとうにはじめて、

「わたしがんばってるかも。」

と少しだけ自分を認めてあげることができました。

言ってくれた本人は絶対に忘れていると思うけれど、

本当にありがとう。


ふたつめが、ヨガ教室の先生の言葉でした。

1時間ヨガをして最後に呼吸を落ち着けた後、

今日も1日がんばってくれたご自身の体にありがとうの感謝の気持ちを込めて、お祈りをしましょう。」

と、、、。

その時

がんばってる、、わたしの体、、と思いました。

高校時代から針治療に通っていても改善されない全身の痛み、肩こり首こりは慢性化で常に重たい何かを持っている感覚。腱鞘炎で右手は限界だし、何よりも最近は朝起きたら毎日頭が痛いし、、。

と、そんなことを考えていたら

何故か涙が出ました。

体はずっと、限界のサインを送ってくれていたみたい。

長いこと気づいてあげられなくて、ほんとうにごめんね。

いつもがんばってくれているわたしの体、ありがとう。


なんだかがんばっているらしい自分を知ることができたわたし。

だけれど、自分に自信があり認めてあげることが出来ていたわけではありませんでした。

当時は、「なんだか、良くがんばっててえらいわりに相変わらず何も出来ないよな、、。」

と思っていました、、。


そして、みっつめ、ついに最後のとどめを刺したのが就活でした。

自分のことを沢山の初対面の方にお話しする就活。

わたしの今まで生きてきた過程を肯定してくださる方に、沢山出会う事が出来ました。(途中過度な自信を持ちすぎちゃった反省点もあるけれど、、)

がんばった話、成功した経験、失敗から得た教訓、、、話しきれないくらい沢山ありました。

ありすぎて、ほとんどの会社で違う話をしました。ほんとうは、全部聞いてほしかったくらい!

”もう、何やっても成功しそうだよね”

と言っていただいた日のことは今でも鮮明に覚えています。

そこで本当に心の底から、

"わたし!すごくがんばってるし、がんばってきたじゃん!えらい!"

と就活を通して、気付いたら自信を持って過去の自分も、今の自分も認めてあげることが出来るようになっていました。

そう思うだけで心が楽になったし、自分を肯定でき、休む日を作ることが怖くない人間になりました。だって、普段がんばっているから。



画像6



"あなたの周りに頑張ってる人はいますか?"


言葉がない生き物は、相手をいたわる気持ち、感謝の気持ち、愛を、どうやって伝えているんだろう?

言葉が全てではないけれど、言葉という手段を持っている人間は、自分の思っている気持ちを伝えることが他の生き物よりも、簡単だと思います。

「ありがとう」と言えば感謝の気持ちが伝わる。なんて、なんて簡単なことなんでしょうか!


他人は自分を映す鏡


と言いますが、鏡にしろこちらから微笑みかけなければ、いつまでたっても微笑みかけてくれませんよね。

自分が微笑んで、初めて鏡も微笑むのです。


私は人に認めて欲しいと思っています。

お互いを認め合い、励まし合って生きていきたいと思っています。

わたしは頑張っているのを知って欲しいし、ありがとうと沢山言われたいと思っています。

その方がわたしは幸せに感じ、生きていけるから。

だからこそ、私は感じた思いや気持ちを言葉にして伝えるように心がけています。

そしてあなたも、自分が感じた思いや気持ちを、

また、かけられて嬉しい言葉を、

是非周りの人に伝えてあげてください。

他人は自分を映す鏡だから。



ありがとう。

すごいね。

がんばったね。

大丈夫、あなたはがんばっているよ。



画像6