『時間が足りない』 言葉には上手く出来ないけど、ずっと何かに追いかけられてる毎日で。 それなのに、とにかく、とにかく退屈で。 でも、それなりに上手く笑えもするけど、心の中は空っぽで。 音楽で世界は変わらなかった。 それは過去が証明してる。 でも、光より先に言葉があった、それが本当にそうだとしたら。 最近、未来を想像することが増えた。 たった数年の間に、驚くようなスピードでいろんなものが変わってく。 人も、歴史も、感性も、簡単に上書きされてくような感覚。 『試験的に隔離
今日は曇天。 ですが、音楽を聴きながら創作活動です。 赤色、黄色、青色、緑色、白色、朝に夕暮れ、夜の色。 まんまるのキャンバスに地球を作ってる。 色を混ぜて、広げて、重ねて、垂らして、流して。 仕上がるたびに窓際に並べて、乾かしながら、たまにライターで炙ってみたりなんかして。 さて、どんな仕上がりになるのか。 待ってるだけも暇だから、この文章を書いています。 言葉も詩も音楽も絵も、表現は全て鮮度が大切だと思う。 生きてるだけスピードが速い。 だけど熟成させるのも悪くない
『little』 ぼろぼろの布の空 ウツセミの羽音 太陽の子を閉じ込めた 宙吊りで釣れたファット 逆光の恍惚、悪魔の陶酔 轟轟と地を鳴らす 毒キノコのボタン 旋律に取り憑かれ リズミカルに壊れてく 忘るまじ、あの街が 渺渺(びょうびょう)と消えたこと
わたしのゆめはえらいひとになることです きのう、てれびをみていたら、えらいひとはいっぱいかんがえてるんだなあと、わたしはおもいました 「国民の皆様、私たちは多様な視点を重ね、その考えを再び練り直し、考えを深める過程でさらなる洞察が必要であると気づきました。 一つの思考が完了するごとに、新たな視点が必要とされ、これが連鎖的にさらなる洞察を引き寄せています。 思考の層は終わりを知らず、知識の海に我々は漂っております。 私たちの政策は深い考えによって築かれ、洞察によって拡張されま
充電器を忘れた。 たぶん、あそこにあるはずなんだけど、どうだったけな。 連絡してみようかなっておもうけど、「いや、見当たりませんね」って絶対に探してもないのに言われるのもなんか嫌だし、取りに行ったら行ったで対応はしてもらえるけど、なんかイヤ〜な空気、わかるでしょ?あの気まずい雰囲気、舌打ちが聞こえてきそうな、なんか「ほんと、すいません…」みたいな、あれを思うと、なんか、ねえ… ならば、「よし、いっそのこと新しい充電器を買いに行くぞ!」っとならないといけないのに、それもちょっ
真っ赤に光った林檎の実 食して私は死にました 毒入り林檎が運ばれて わかっていたけど手にとって それでもあなたを想ってました 「ごめんなさい」だけ残してゆくわ さよならも言えず、ごめんさい 「ごめんなさい」だけ残してゆくわ さよなら、私と心と身体 真っ赤に光った林檎の実 食して私は死にました リボンで喉元、絞めたとしたら 汗ばむ呼吸もバレないかしら いつでもあなたを想ってました 「ごめんなさい」だけ残してゆくわ こんなお別れで、ごめんなさい 「ごめんなさい」だけ
予定のない休日は、逆に休日な気がしない。 騒つく街並みに脅迫でもされてるような感覚に陥る私は、休日が向いてないのかもしれない。 いや、そんなわけない、休みたい。 ほんとはずっとずっとずっとずっと私は休んでいたいのだ‼︎ と、思いながらも、次は変な焦燥感に襲われて、仕方なくそんなに散らかってもない部屋の掃除を始める。 ま、それが休日らしい休日なのかもしれないと、思い込むことにする。 でも、こんなことを書いてられるのも、情報が少なすぎるこの国だからこそだと思う。 世界ではきっと
1年ぶりくらいに大切な人から連絡が来た。 多分、心臓が何回も飛び出したと思う。 それくらい驚いたし、正直、怖かった。 連絡が途絶えたのは、私の心が渇いてしまって、近しい人間関係から逃げ出してしまったから。(何があったかは、またいつの日か) 「おー、久しぶりだね」 「はい、お久しぶりです。連絡できなくてすいませんでした」 「いや、いいんだよ。元気にしてるかなってみんなで話しててさ」 「あ、そうなんですね。あの、はい、なんとか元気にしてる気がします」 「ずっと心配してた
涙は旋律となり 五線譜を飛び出した 音楽の別れ道 自分を取るのか 人を取るのか 最善の選択をしたはずなのに 夢なんて見るもんで 叶えるもんじゃない ゆっくりと考えてる振りが上手かった 何一つ出来ない君の真実はどこにある 自由で頭が軽いから 両手を広げて飛び降りた ビル 空 星 未来 期待 希望 誹謗 切望 完璧な構想も形で見せなければ 存在しないと同じこと 脂ぎる顔 粘着気質なプライド とりあえず 僕じゃないから どうでもいいけど 関係は終わりにしよう その方がいい
『もっとましな写真はなかったの?』 お葬式に行って思うことは、いつもそんなことばっかりだった。 いざ私が写真を選ばなきゃってなったとき、限られた中から、1番あなたに近いあなたはどれだろうって探したら、家でしか見せないようなだらしのない顔の写真がどうしても並んでしまった。 親族たちには不評だったけれど、私が知ってるあなたの写真はこれだ!と、思った。 多分、あなただと気づかないんじゃないかな? そんな写真を最後に選んで、私は季節感の無いたくさんの花の中に、業務的に並べてたこと