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徒然日記2020.10.01

今日は朝起きたときに、睡眠時間は短かったはずなのにシャッキリとしていた。眠りが深かったようだ。耳栓をしていて、朝方の子どもたちの音が聞こえずに熟睡したのも良かった。月初なので勤務表や車両日報など提出するものが多く、1時間ほど在宅勤務していた。出発してファミマに寄って、大好きな大好きなハムチーズサンドとカフェラテとジャスミン茶を買った。移動は1時間ほど、移動時間はMさんのキャスのアーカイブをラジオ感覚で聞いていた。今日は昼頃に高速のサービスエリアでzoom会議だったが、白熱したせいか囚われモードに。ここから私のダメなパターンである過去や未来へのシミュレーションモードとなり、電話魔になってしまった。最近、Mさんのキャスのおかげか、かなり思想が入ってきて、今ここに抜け出せることが出来ていたが、今日はふとしたきっかけから囚われモード因果律モードになっていった。取引先を何件か訪問して、忙しく営業活動をしたあと、帰宅は遅くなってしまった。子どもたちはかろうじて起きていた。夕食は白湯鍋とコロッケ、白湯鍋がめっちゃ美味しい!今日は先日の旅行の余りである500mlのアサヒ・ザ・リッチを呑んだのだが、まわるまわる。弱くなったものだ。その後も囚われモードが続いて、久しぶりの友人からの連絡をきっかけに懐かしLINE魔状態。さきほどまで囚われモードが続いていた。風呂に入って、アルコールが抜けたら、囚われモードから解放された。まだまだ修行中の身、過去や未来の囚われモードから抜け出して、今ここに集中するために鍛錬していきたい。妻が昨日と同様に近所のママ友や子どもたちとの人間関係のストレスに悩んでいた。他人の子が安易に叱れないためグッとこらえていてストレスなのと、ママ友たちとの関係も気を遣うようだ。昨日の私はアドバイスモードで最低の聞き役だったので、今日はあまり操作的なことは言わないように気をつけた。訓練しないとすぐにアドバイスモードになる。徹底的に聞き役に回るのは結構むずかしいのだ。これからも徹底してきたい。

さて今日の一考であるが、鈴木大拙と岡村美穂子さんのエピソードがyoutubeで見られるので紹介したい。1時間ほどの動画だが、とても示唆に富んだ内容となっている。

老賢者鈴木大拙と悩める若き少女岡村美穂子の組み合わせがなんとも物語性を感じる。鈴木大拙は仏教思想をわかりやすく美穂子さんに伝えようとする。中でも分別智と無分別智、分けることによって比較が生まれて悩みが生まれる説明はとてもわかりやすい。動画18分あたりから見てほしい。二つに分かれる前の状態が本来の状態、分かれることによって迷う。

白 黒
前 後
善 悪
上 下

本来の状態は分かれる前の状態である。意識によって分かれて、悩みが深くなる。本来の分かれる前の状態は身体にも繋がっている気がする。身体は数々の細胞が連動して上手く動いている。身体は意識することなく動く。無分別智と身体とは深く関連している。だから悩みに囚われているときに、身体に注目することは、今ここに抜け出せるし、無分別智に触れることができる。無分別智は分かれる前の状態なので、悩みの根源となる分別がないので心はとてもやすらぐ。最近の私の日々の修練は、身体性に注目すること、そして過去や未来に意識がいくと、今ここに抜け出すことをやろうとする。囚われモード、因果律モードは過去や未来に意識が行くので分別モードでもあり、悩みモードでもある。無分別智、無分別心は、今ここの身体性とつながっている。そこには壮大な叡智の世界が広がっている。Mさんのキャスで得た重要な情報のひとつに、上達とは引き算であるという話があった。意識することを減らしていくと、無意識の領域はとてもスムーズに動かすことができることがわかってくる。今のテーマは、今ここ、無分別心、身体性の再起動である。この術を身につけると、生きているのがとても軽くなる。無駄な時間である悩み逡巡している時間が極端に減る。何度でも言いたいが悩み逡巡して、起きたことや過去にやったこと未来の不安などに囚われている時間がいかに多いことか。起きたことを腑に落とし自分を納得させる時間が長いのだ。そこから解放されると一気に楽になる。そして得た確信は、本がもっと読めそうだ!ということだ。無駄な時間は一気に減って、切り替えも上手くなり、スッと読書モードに入ってくる。この術をもっと鍛錬して身につけていきたい。

今日も一日が終わった。生きていることは不思議なことである。今置かれている状況はとても苦難に満ちた方も多いと思う。人は悩む生き物だ。その悩みの根源はシミュレーションと分けることだと分かってきた。本来はひとつなのだ。一の多、多の一。無。空。そんなことに思いを馳せて日記をおわる。

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