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謎ゲーを作ったらすゑさんに遊んでいただいた話

今から4ヶ月ほど前、5月20日から6月10にかけて、すゑひろがりず局番さんで自分が作ったゲーム「百獣エスケープ」を実況プレイして頂きました。
人生で最大といっていいほどの驚きと嬉しさが入り混じった大事件でした。

そのご縁で自分のことを知っていただき、X(Twitter)などのSNSをフォローしていただいた方が多くいらっしゃいまして、大変ありがたく思っています。

「一体せをはやみという人物は何者なんだ」という疑問をお持ちの方が多いようだったので、改めて自己紹介的なものをずっと用意したいと思っていたのですが、色々イベントが重なって今までできませんでした。
今日やっと落ち着いてひと段落しましたので、このタイミングで自分の整理の為にも色々したためようと思います。


ゲーム業界への転職

自分がゲーム業界に就職したのは最近のことで、2020年のことになります。
それまでゲームとは全く違った業種で働いていたのですが、COVID-19の煽りを受けて、ゲーム業界に転職することを選びます。
ゲーム業界を選んだ理由の一つに、野田クリスタルさんのR-1のネタと、スーパー野田ゲーPARTYに影響された部分があります。

自分は元々劇場に見にいくほどお笑いが好きで、M-1、R-1、キングオブコントなどのお笑いコンテストはいつも楽しみに拝見しています。
2017年のM-1でマヂカルラブリーさんのことを、
2019年のM-1ですゑひろがりずさんのことを知りました。
すゑひろがりず局番をチャンネル登録したのもその頃で、以降頻繁に拝見しています。

局番について何度か感想をツイートしていました。

2020年、ゲーム業界へ転職するちょっと前に
スーパー野田ゲーPARTYのクラウドファンディングが始まりました。
このゲームにはすゑさんも出資し、すゑさんのゲームが収録されることになります。

野田さんや、すゑさんを応援したいという気持ちと、「ゲームのエンディングに自分の名前を載せたい」というふわっとした子供の頃の夢があったことから、「ゲームのタイトル画面を描くプラン」に出資しタイトル画面を描きました。イラストにはすゑひろがりずさんの似顔絵も描いています。

寄稿した時のツイート
Switch用ソフト「スーパー野田ゲーPARTY」のタイトル画面のスクリーンショット。

「ゲームのエンディングに自分の名前を載せたい」というふわっとした夢はこれで大体は叶ったのですが、あくまで出資の結果で、厳密にいうと違うという感覚がありました。
ふわっとした夢ではなく「任天堂のゲーム機で自分のゲームを出す」という目標を定めて、ゲーム業界に転職します。

どこにも言ってないので、すゑさんは当然、誰もこんな流れがあったことは知らないと思うのですが、以上が自分がゲーム業界に進む流れになります。
この一連がなければ僕が百獣エスケープを作ることもありません。


すゑさんに百獣エスケープを見つけていただくまで

2023年2月11日、「すゑひろがりず局番さんがあなたのコメントをお気に入りにしました」というお知らせが届き心踊らせていました。

自分は元々動画にコメントをするタイプではなかったので、すゑひろがりず局番でもずっとコメントはしていませんでした。
ただ、2月10日に公開された動画の掴みの部分で南條さんが「出所した方おめでとうございます」とおっしゃっていたことで、自分が保育所を卒業する時のことを思い出し、初めて局番に下記のようなコメントを書き込みました。そのコメントに関してのお知らせでした。

局番に書き込んだコメント

すゑひろがりず局番さんではコメント全てにお気に入りされているようなのですが、自分はそれでもものすごく嬉しかったのです。
いちファンとして、それだけで充分嬉しい出来事でした。

そこから大体2ヶ月後の4月28日、いよいよ百獣エスケープがNintendo Switchで発売されます。ゴールデンウィークに合わせて発売できたことで、そこそこ話題にはなったかなという感じだったのですが、大してヒットしたわけではありません。ただ、「任天堂のゲーム機で自分のゲームを出すという目標」が達成できた瞬間でもあり、自分の中では特別な意味を持つ出来事でした。

間を空けずコロコロハーリィをSwitch向けに移植している最中、
なんとロングコートダディさんがYoutubeで百獣エスケープを実況プレイしてくれていることに気づきます。

お笑いが好きで、芸人さんに憧れや尊敬の気持ちを抱いていたので、びっくりしたし嬉しかったです。この時点で「すげー事が起きたなー」と思っていました。動画も面白かったです。

その数日後のこと…
5月20日のお昼頃、いつものようにすゑひろがりず局番を見るためにYoutubeにアクセスすると、コミニュティの投稿で『今夜21:00から謎ゲー「百獣エスケープ」を実況します』といった投稿を見ました。何かの間違いかと思い2度見した後、比喩でもなんでもなくマジで飛び上がりました。

状況がうまく飲み込めず、とりあえずスマホから遠ざかりました。何かの見間違いだろうと思い、もう一度画面を確認しても「百獣エスケープを実況する」と書かれている…。放心状態でした。

21:00までじっと待って、21:00になった瞬間見ました。
突っ込んで欲しいところで的確に突っ込んでもらってとても楽しかったです。


Youtubeのながら見は失礼かという思いもあって書くかどうか悩んだのですが、ゲーム開発しながらYoutubeをラジオ感覚で流していて、百獣エスケープを開発している間も、主にすゑひろがりず局番を流していたんですよね。
ゲーム作ってる時すゑさんを感じながら黙々と作業していたわけです。
自分が開発したSEKISAI puzzle actionってゲームに出てくる水牛の喋り方はすゑひろがりずさんが元ネタだったりするんですが、百獣エスケープでは目立ってすゑひろがりずさんっぽい部分はないと思います。なぜすゑさんにピンポイントで届いたのか…。
すごい確率すぎて今でも信じられません。自分のゲームにいつの間にかすゑひろがりず成分が染み込んだのかなと思っています。


ちなみになんですが…
いちファンとしてお仕事の邪魔をしたくないという葛藤があったですが、直接お礼が言いたくて、あわよくば会えないかと、すゑさんの漫才見た後に劇場の周りを何時間もうろうろしてたら、南條さんを発見しまして、声をかけるのを躊躇ったんですけど、勇気を振り絞って挨拶させていただいたところ、仕事終わりでお疲れのところにも関わらず、すごく紳士的に対応してくださいました。
自分は緊張してあわあわしてしまい、ちゃんと感謝の気持ちを伝えられたか心配ですが…。「面白いゲームを作っていただいてありがとうございました」と言ってくださったことはめちゃめちゃ嬉しかったです。

ちなみに三島さんはタクシーに乗って帰られるのを遠くから見たので残念ながら会話することはできませんでした。

ただ、6月23日の局番でこの一連のことを言及していただいて、三島さんの「動物連れてた?」っていうのがめっちゃ面白かったので、結果的にこれでよかったと思っています。


すゑひろがりずのお二人や局番の関係者の方々には大変感謝しています。ありがとうございました。

また、家臣の方々に応援していただくこともありすごく嬉しいです。
すばらしいご縁をいただき感謝致します。

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