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ゲーム特許を考える 2/n ~「ゲーム関連の特許事例」と関連記事読み漁り~
以下で書いた話の続きです。
自分の言いたい事、思っているゴールの確認
以下の二つです。
「特許を取るが目的になり、開発のコストとコミュニケーションロスが増えるのは健全なプロジェクト運営視点だと回避するべき」
「特許を取るが自社ゲームの保護に特化するためだけになり、せっかく側替えで活用できそうな特許を取得しても、放置するのは会社と業界に取って悪手なのではないだろうか?」
ここのの肉付けがしたくて考えていたのですが、まとまり切っていないので一度吐き出します。
ネットの「ゲーム関連の特許事例」関連記事
肉付けの前に先人の知恵があるのでは?と調べてきたらほどほどにありました。
ここまでは読みました!以下は時間があるときに改めて読みます。
ざっと見ていて基礎的なところは以下が一番わかりやすいかも。
ゲーム特許はとったほうがいいの?をGoogleさんに聞いてみた
特許を取るとどうなる?
特許とは、「発明を公開する代償として、独占的に発明を実施できる」という制度です。 もし、発明を公開したくない場合には、ノウハウとして自社で管理します。 ノウハウとして管理した場合には、不正競争防止法で技術情報を保護することができます。 ただし、保護されるための要件は、難しい場合があります。
特許化の目的は何ですか?
特許法の目的は、「発明の保護及び利用を図ることにより、発明を奨励し、もって産業の 発達に寄与すること」(特許法第1条)と定義しています。
特許を取ると儲かりますか?
特許は、価格を維持し、 他社との過当競争を防止する ための道具なのです。 つまり、特許を取ったこと自体で“儲かる”のではなく、あくまでも商品が開発コストに見合う適正な価格で売れてこそ儲かるの です。 従って、商品が販売されなければ、いくら特許を取ったとしても、 “儲かる”ことはありません。
「特許を取るが目的になり、開発のコストとコミュニケーションロスが増えるのは健全なプロジェクト運営視点だと回避するべき?」
プロジェクト運営視点だと本当にやめて欲しです。
ですが、「いつの間にか他の特許に触れているのでは?」というリスク回避を調べている過程で「特許取れるのでは?」となるのは良いと思います。
「特許を取るが自社ゲームの保護に特化するためだけになり、せっかく側替えで活用できそうな特許を取得しても、放置するのは会社と業界に取って悪手なのではないだろうか?」
操作ではなく、ゲーム性にかかわる部分なら、それを活用しても親和性が高いIPがあるならば進めればいいと思うのです。
もしくは特許のあるシステムを先行で、それに合わせたキャラクター、世界観を肉付けするのも、ゲームの作り方の一つだと思います。
終わりに
ひとまずは書いたものの、もうちょっとくすぶっているのでもう一回書くかもしれません。
もし、これを読んでいるゲーム開発会社の方で、社内でホコリをかぶっている特許があれば、軽く活用検討コンペをやってみてもよいのではないでしょうか?
また、「特許をとにかく取れ!」を鵜吞みにして、変な仕様書になり始めているならば、立ち止まってPMと工数、コストの相談をしていただきたいなとわしは思います。
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