私のモラル・ハラスメント体験記 #1
<歴戦の(モラハラ)戦士との出会い>
まだ寒さが染みる3月上旬、とある長期プロジェクトが終わった私は
上司から新しいプロジェクトを任せると連絡がありました。
業務は某商社のIT施策に関するコンサルティング
私の会社はコンサル経験がなく挑戦的なプロジェクトの位置づけ
私も未経験だがうまくやりそうという理由で抜擢
チームは3名体制で私がマネージャー、
部下として上長が選定した協力会社の方が2名と
既に大勢がほぼ決まったあとの事後報告でした。
この協力会社2名がのちにモラハラモンスターとして猛威を振るいます。
<初顔合わせで既に片鱗が見える>
プロジェクト初日、協力会社のお二人との初顔合わせで
早速自己紹介を行いました。
簡単にまとめますが、協力会社の方はこのような感じです。
協力会社①:T崎氏(M社所属・58歳・男性)
・パット見は物腰柔らかく温厚な印象、話し方
・なんか色々相談乗ってくれそうな空気はある
・今回の業務に通ずるコンサル経験が非常に豊富
協力会社②:A木氏(R社所属・56歳・男性)
・なんか初対面から睨んでくるぞ…
・必要以上に会話はしたくないタイプみたい
・ITシステムに関するコンサル経験が非常に豊富
ここまでは特に波風なく普通の自己紹介でした。
ちなみに私は当時30代半ば、20歳以上年下の指揮者という立場です。
そして自己紹介が一通り終わった後の会話にて・・・
後々判明しますが、
我々のように幾多の戦場を駆けてきた戦士(プロフェッショナル)が
20歳以上年の離れた若造に指示されるのが最初から気に入らなかった。
とのことです。(そのご年齢より上を探す方が大変だと思うけど・・)
初日にして私は格下、上から目線で問題なしの判断に至っていた模様です。
この時点で私は上長に「人間性で危険な気配あり」の一報をしましたが
「お前なら何とかやれるよ、頑張って」みたいな返信で頼りにならないなと思った記憶があります。
<今回のモラハラ>
・歴戦の戦士たちにとっては年下の指揮官はそれだけで罪
・初対面でも格下だと思えば容赦なく見下し
当時の私はこの時まだ「言葉のチョイスがすごくモラハラっぽいんだけど、年の差が離れるとこんな感じなのかな、癖の強い人達だと思うか」と寛大な気持ちを持とうとしてしまいました。それがこの後の彼らの増長に繋がってしまったのかもしれません。
今でも思う、この二人をチョイスした上長のセンス・・・
次回に続きます。
※個人が特定できないよう、協力会社お二人のステータスは多少修正しております
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