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創作

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詩とか、小説とか。ノンフィクション、フィクションごちゃまぜ。
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#孤独

ただ、思うままに綴る

ふと、悲しかったことをただ「悲しかった」と綴ってみたくて筆を執る。 心が途中でブレーキをかけるかもしれないけど。 わたしはかなり目が悪く眼鏡をかけている。一時期はコンタクトだったけど、小3〜6くらいまでの間は眼鏡をかけていた。 当時はいまほど眼鏡をかけている子というのは多くなくて、クラスに一人いるかいないかだった。わたしはクラスの男子から「メガネザル」なんてあだ名でからかわれていた。本当にそれが心底いやで、おまけに眼鏡をかけていた自分の顔もブスでいやだったし、早くコンタ

ひとりぼっちはさみしいよ

「結局きみは孤独が好きなんだろう」 何度言われたことだろう わたしが助けてと嘆くたび 差し伸べた手を拳に変えて 彼等は言葉で殴ってくる 「好きで独りになった訳じゃない」 殴られたくないから 孤独の檻に閉じ込もる 孤独が好きなんじゃない 孤独の温かさの方が 拒絶される痛みに比べたら ずっとずっと楽なだけ 本当は愛される暖かさに憧れるし 明るい場所にだって行ってみたいんだ 孤独以外の選択肢がなかったのに 好きなんだねって そんなわけないでしょう ひとりでいるのは嫌い