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エンジョイ・オタクライフ

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オタクエッセイと時たま感想文。最近は夢女子絡みの記事が増えてる。※Fate関連はこちら⇒https://note.mu/hayam1_/m/m81cbf88d3728 ※ヘッダー… もっと読む
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#エッセイ

ガチ恋夢女子極めたら、脳内以外で推しに会えました

公式イベントの等身大パネルとかそういう話ではない。 私はフィクションの登場人物に恋愛感情を抱く、いわゆる「ガチ恋夢女子」です。 かつては夢女子である事を受け入れられなかったり、原作解釈との矛盾や罪悪感に葛藤して二次創作やめようと思う程こじらせていたのに、最近では余裕で推しと脳内会話が出来る程度には、夢女子としてのスキル(?)が極まってきました。 とは言え、夢女子としての自分に対する恥ずかしさも(以前よりはだいぶ減りましたが)まだ残っているため、「会話できるぜ!!」なんて

自分の好きなように書くのがいちばん良い

ほんの数日前のこと。 朝目が覚めた時、ふと心の奥からある想いが上がってきた。 「だって思い通りにさせてくれないもん」 それは、「なんで私は小説を書けないのか」という問いに対する、インナーチャイルドの答えだった。 * 私にはずっと、好きなものや、やりたいことを我慢してしまうというクセがあった。 それでは行き詰まると気付いてからは、いろいろな方向から自分の心をほどいてきて、今ではそのクセもだいぶ治まってきていた。 けれど、趣味の小説に関してはまだ書きたい気持ちを我慢

過去世見たらめちゃくちゃ性癖に刺さる男に出会った話

「好きな/嫌いなキャラは自分の投影」というのは、これまでもキャラクター考察などする中で感じてはいたのですが、まさか過去世レベルで実感させられるとは思わなかったよ……。 クリスタルリモートビューイング(以下クリモ)というセッションで、過去世を見てきました。(聞かなくてもこの記事は読めます) 過去世を知る方法としては、主にビジョンを見られる人に見てもらってそれを聞く方法と、ナビゲーターに誘導されて自分が変性意識状態になりビジョンを見る方法がありますが、クリモは自分で見るタイプ

自我がねじれたアラサー夢女子が15年ぶりに夢小説を公開し、尊厳を取り戻すまで【後編】

この記事は、自我が分離してねじれている女オタクが夢女子である自分を恥ずかしいと思いながらも、やっぱりやめられなくて、自分の中の恥ずかしさや恐怖と戦いながらも、二次創作と向き合う過程を書いた記事です。 つまるところただの自分語りなのですが、自分の心境を整理したいのと、忘れたくないので記事にまとめました。 もしご興味のある方はお付き合いくださると嬉しいです。 ◆前編はこちら◆ 前編は、夢小説を書き始めましたが、批判されるかもという恐怖から、およそ三年間誰にも見せずに書き続

自我がねじれたアラサー夢女子が15年ぶりに夢小説を公開し、尊厳を取り戻すまで【前編】

自我がねじれています。人として、オタクとして。分離して、ねじれて、絡まっています。 男性的な部分と、女性的な部分が結構ハッキリ分かれており、そして同時に女オタクとしても、原作厨、腐女子、夢女子という3つのペルソナに分離しています。 それらがねじれて絡まって強い葛藤を生み出し、オタクとしての生きづらさを感じていました。 その中でも特に厄介なのが夢女子です。ガチ恋だし、同担拒否だし。原作厨でもあるから、同じ作品のファン同士で仲良くしたいのに、嫉妬という感情が邪魔をする。

【占いレポ】夢小説やめた方がいいんじゃないかと悩んでたけど背中を押してもらって吹っ切れました

先日、西洋占星術の鑑定を受けました。鑑定自体はこれまでに何度か受けているのですが、今回は「二次創作(夢小説)について」という、かなり絞ったテーマで鑑定してもらいました。 占星術師・水煮さんの「創作活動のための星占い」今回、占星術師の水煮さんに鑑定していただきました。 水煮さんは、一次二次問わず創作・表現活動をしている方向けに、占星術で鑑定を行っています。占星術を用いて、作風分析や活動の方向性、合ったやり方など様々な内容に答えていただけます。 創作していなくても、これから

夢女子がカフェで夢小説書いてみてよかったことと、ちょっとだけ困ったこと(作業環境も晒すよ)

みなさん、文章はどこで書いてますか? 私は画面さえ覗かれなければ、割とどこでも書けるタイプです。 スマホでなら、布団、ソファ、カフェ、電車の中など色々なとこで書いています。時折ノートPCでも書きますが、PCは基本家のみで、出先でPCでの執筆作業をした事はありませんでした。ついこないだまで。 恥ずかしながら、在宅ワーカーのくせに外出して仕事をしたことはありません。なぜかと言うと、私にとって「仕事する」という事自体がハードルが高いので、それに加え出かける準備と、画面を見られ

夢女子は何故「オリキャラ」を投入するのか

私は女オタクです。Twitterとnoteでは割とまじめな原作厨として色々書いていますが、腐女子と夢女子の両方こじらせていて、頭の中はアレな妄想でいっぱいです。 私のように両方の属性がある人間はおそらく少数派です。基本的に腐女子と夢女子は相容れない存在で、Twitterでは住み分けしている人の方が多い印象。もし両方こじらせててもアカウント分けてるという人は多いのではと思います。 実は先日、「腐女子の友人から『原作のキャラで完成されているのに、何故オリキャラをわざわざ投入す

とあるオタクデザイナーの本棚 デザイン本からBL漫画、Fateもあるよ #本棚をさらし合おう

こちらの記事はあきらとさんの企画「#本棚をさらし合おう」参加記事となります。 昔から、本が好きでした。胸を張って読書家と言える方ではないですが、読むか読まないかで言えばたぶん、読む方だったんじゃないかなぁと。 物心ついた時から母親に絵本の読み聞かせをねだり、そのまま母親の影響で漫画や小説を読むように。本って、突き詰めればただの紙の束なのに、ページをめくるとそこには別の世界が広がっているような気がして不思議ですよね。 今の住居は賃貸なので、収納スペースの都合上、電子書籍を

【音がいい映画館、しゅごい】立川シネマシティで極音爆音上映を観たら思わず立川に住みたくなるレベルだった

先日、映画好きの友人と立川シネマシティの「極上爆音上映」に行ってきました。 前提として、私はたまたま好きな作品のつながりで「極爆」の存在を知ったばかりの映画素人であり、「音がいいと没入感が違う」ということをなんとなく知ってはいたものの、実際に音響設備を売りにしている映画感に行くのは、今回が初めてでした。 よって他の映画館と比べてどうこうとは言えないのですが、それを差し置いても最高でした。 というわけで映画素人なりに「極爆しゅごい、映画ってしゅごい」って感想をつらつらと書

他者に寛容でありたい女オタクが思うこと。

なんとなくふと、私の女オタクとしてのスタンスって「僧侶」みたいだなって思いました。 私は「ガチ恋同担拒否」で、今のジャンルでは「CP固定」です。 ともすれば過激派になりがちな嗜好ですが、「地雷踏んだ時に自分の気持ちを他人に押し付けるのは間違い」と考えています。同じキャラが好きな人でも仲のいい人には嫉妬しませんし、地雷を踏んだらそっ閉じします。 うっかり地雷を踏んで、嫉妬だの憎しみだのが浮かばないわけではない。けれどそれに囚われても、ぐっとこらえる。やり過ごす。 この行

なんでもいいってわけじゃない性癖の話 ヤンデレ編

少しコアというか、マニアックな性癖に対してのこだわりを語りたい。友人と語り合えたのが楽しかったので、熱があるうちに書き留めておく。 ※ここでいう「性癖」とは行動や性格の特性という意味ではなく、「作品嗜好、性的嗜好」という意味合いで使用しています。誤用であることは承知の上です。ご容赦ください。 ※あくまでフィクションでの話です。この件に関して、「何故それに萌えるのか」という精神分析は何卒ご遠慮ください。 好みの範囲が幅広い私はそこそこ幅広い性癖を持っている、と思う。雑多と

シリアスな物語が好き

フィクションの楽しみ方というか、作品の嗜好の話。 特に感情を揺さぶられる物語を好む傾向がある。こういうの「エモい」っていうんだっけ。知らんけど。 シリアスな話、暗い話、重い話、悲しい話、切ない話が好き。 「そういうのは観るの疲れるから苦手」 「現実でしんどいのに暗い話なんて見たくない」 そういう人もいると思う。 けれど私は、現実がしんどくてもそういう話が好きだし、シリアスな話に触れて疲れないというわけじゃない。むしろものすごい影響を受ける。「グリーンマイル」とか「ま

地雷を踏みすぎて心が折れそう。地雷が多い女オタクの呻きと、ささやかな祈り

マイナー嗜好で地雷が多い女オタクが、地雷を自覚して頑張って自衛するけど、限界があるし、やっぱり苦しいと呻いてる記事です。 この記事で、違う嗜好の方に喧嘩を売るつもりはないです。また、友人・知人の好みが私の地雷であっても気遣う必要は全くないです。 「同じ作品好きとして仲良くしてくれてありがとう、これからもよろしくお願いします」という気持ちは変わりません。 本当にただ「こいつアホやな〜〜〜」「自意識過剰やな〜〜〜」と笑ってほしい一心で書いたので、笑ってもらえたら救われます。