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【3.11に想いを馳せる】東日本大震災と佐々木朗希

自分にとっての東日本大震災

本日3月11日。
あれから12年。
2011年3月11日、東日本大震災が発生しました。

あの日あの時、自分は当時務めていた会社にいました。
遅めの昼食の弁当を食べ始めていた時でした。

その何日か前にも割と大きめの地震があったので、最初は「あぁ、またか。すぐにおさまるだろう」と、タカをくくって弁当食い続けてました。
だって腹減ったんだもの。

ところが地震止まない。むしろ揺れがひどくなる。
そのうち本棚等が崩れ始める。
近くにいた自分は、慌てて止めに入る。
でも止まない。

ありゃ、コレは机の下に隠れた方がよいのでは?と思い机の下に避難。
そして「あぁ、もしかして今自分の命はココで終わるのかなぁ。それも運命か。受け入れる他ないよね?」なんて思ってた。
どこか冷めてる自分をあらためて実感しました。性分です。

次に思ったのは

揺れが激しくおさまらない中、自分が次に思ったのは家族含めた大切な人の安否
そして自身の部屋に大量に保管されてる大作群
そして弁当放置。腹減った。

家族は別として、作品は被害を免れないだろうな…なんて思ってました。
その後地震が止み、外に避難。

上司が慌てて上着着ずに出て寒がってたのが懐かしい。
同僚が指さしてゲラゲラ笑ってた。
ゲラゲラ笑ってた彼は今何してるのかな?
名前も覚えてないけどキャラ濃かったので存在は覚えてる。

その後家族と連絡が着いたらびっくり。
作品平気だって。
安心して同僚上司と飲みに行きました。
もんじゃ美味かった。

ところがどっこい

でもテレビで東北が、福島第一原子力発電所が炎上する図を目の当たりにする。
のんきにもんじゃ食ってる自分がちょっと申し訳なくなる。若干反省。

その後、帰宅難民。
都内に住んでる兄貴夫妻の家に泊まらせてもらった。
家具が倒れて大変な事になっていた。
本当に俺の作品大丈夫なの?半信半疑。

次の日の朝帰宅。
早朝の帰宅ラッシュ。
後にも先にもあの時だけ。
最初で最後にしてほしい。

帰宅後、部屋を見て一安心。
本当に作品全然問題無し。
紐でくくって壁に固定してたのが功を奏したのか。
今でも謎。

我思う。感じる。

そしてその後、会社は一週間休みになった。
当時はまだテレビ健在。
やる事も無く、絵を描く気にもなれず、なんとなくテレビを見てた。

涙が出てきた。止まらなかった。
巨大津波に流される図。
漫画?と思われるほどの地獄絵図。
今でも鮮明に、あのインパクトを思い出せる。

ぽぽぽぽーん。エーシー♪

飼っている犬が津波に流されてキャンキャンと泣きながら助けを求めてる。
飼い主は助けに行きたいけど、どうにも出来ない。
見てるだけで涙が止まらない。

もし自分が飼っていた犬が、タローが同じ目にあったら?
例え死ぬ事になったとしても、助けに行くべき!行きたい!
でもどうにも出来ない。歯がゆい。

俺犬大好きだもん。泣いちゃうよ。涙
キャンキャン泣いてる犬の叫びが今でも鮮明に思い出せる。
無念残念。涙が余計に止まらない。

自問自答。俺に何が出来る?

自問自答。
今の自分に何が出来る?
ただテレビを見てるだけでいいの?
俺は何の為に描いてるの?
自問自答が止まらない。
無い頭で考えた。

  • 感情だけで被災地に言ってボランティアをしても、その日限り。

  • 場合によっては足手まとい。

  • 自分は何者?貴様は今まで何をやってきた?己にとっての能力と、出来る範囲、責任はどこまで持てる???今までやってきた事、現状持ってるスキルは何?それこそが、被災者の役に立てる術なんじゃないの?

  • 考えるまでもなく描く事webデザイン。それだけ。

結果以下を実行した。

  • 特設販売サイトを期間限定で作って売上は全額右から左に赤十字に横流し。18万ほど集まった。今でも購入者には感謝。3人とも、今でも覚えてるよ。感謝感激です。協力してくれてありがとう

  • ベタかもしれないけど、作品にしようと決意した。https://hayakawagou.com/katei/34katei.shtml

慟哭 - 宮城県石巻市立門脇小学校 -
海 - 宮城県石巻市 -
大地 - 宮城県石巻市 -

そしてようやく佐々木朗希

本日のWBC先発は佐々木朗希
彼は東日本大震災のガチ被害者

被災した彼は、父と祖父母を震災で無くしたそう。
当時彼若干9歳。
野球に打ち込んでる時だけが、辛い想いを忘れる事が出来たそう。
想像するだけで、おじさん涙が止まらないよ。涙涙涙

きっと言葉に尽くせないほどの辛い想いをしてきたのだろう。
悔しい想いもたくさんしてきたのだろう。
寂しい想いも目一杯したのだろう。
そんな想いを胸に母親の援助努力にも助けられて頑張ってきたんだろう。

でも彼には類まれなる才能があった。
努力出来る才能もあった。

そんな彼は今や日本代表。

魂胆と正直な気持ち

全力で応援したい。
そしていつか、俺はあなたを描きたいのです
あなたのストーリーを描きたいのです
色んな想いを表現したいのです。

辛い想いをしたよね?
今でも思い出すと悲しい想い、悔しい想い、寂しい想いが頭をよぎるよね?
亡くなった父親や、祖父母の事を思い出すよね?

でもその悔しさ、悲しさを胸に、おもいきり投球と言うあなたの類稀なる能力を全力で表現してほしい
世界に見てつけてほしい
俺はあなたの投球を全身全霊味わいたい。

拝啓千葉ロッテマリーンズ様

拝啓千葉ロッテマリーンズ様。

お願いだから俺に佐々木朗希を表現させておくれ。
今すぐはスケジュール上無理だけど。
それでも俺は佐々木朗希を全力で描きたいのです。
表現し尽くしたいのです。

親会社のロッテ様には先日「ビックリマンチョコを題材に描かせて」とお願いメールをしたら即却下。

残念!

でも佐々木朗希は是が非でも描きたいのです。
お願いだから描かせて。
許可させて。

そんな事を思い出し、想いにふける今日このごろ。
現在夜中の2時20分。
明日は朝から絵画教室。

早く寝ろ俺。反省。

最後まで読んでくれてありがとうございました。

また次回。


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