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母親を殺してしまった夢を見た

今日4つの悪夢を見た。
内2つの夢では自分の罪が原因で人に殺された。
1つの夢では人を殺した。
もう1つでは何かに何度も襲われた。

起きた時には汗でびしょ濡れだった。
2回も死んでたら疲れる。

殺したのは母親だった。
その悔いに苦しみながら、何度違う人間に生まれ変わってもその事を覚えていた。
何度別人になっても上手くいくことは無く人生を終えていった。
最後は男性に生まれ変わり、神社の様な場所に仕えた。
そこでも虐げられながら、ついに神頼みになり縁起が良さそうなものを見つければ家に持ち帰ってしまった。

日に日に色々なものに苦しめられては五十嵐早香の時に母親を殺した罪を思い出した。

そこで霊媒師のところへ助けを求めた。
原因は勤め先で家に良かれと持ち帰っていた数々の物だった。
悪霊から神までも私を恨んでいた。

そして初めて母親を殺した以前の事実がバレてしまった。
全てを泣きながら白状すると、複数の黒いものが体内から出ていき救われたと思えばまた別の悪夢が始まった。

次の夢では死ぬ直前の日から何度も繰り返されながら何度も死んだ。
なんとか死なないルートを探すが最後は死んだ。
そして突然オペレーターの様な人が私に語りかけ、何千回目にして死なないルートを導いてくれた。
その唯一のルートでは大学の友人が代わりに犠牲になってしまうことが分かった。
だが仕方ないと思ってしまった。
すぐに友人に電話をし、そのルートに導けるよう仕向けた。
これで助かると安堵した。

だがしばらくするとオペレーターに繋がった。
オペレーターは、私がこれまでに何千回も裏切り、犠牲にしてきた人達が私を信用せず、友人もその1人なので成功しないことが判明したという内容だった。

絶望的な状況の中、友人達が待ち伏せしていた。
ああ、殺されるんだと思い、逃げもしなかった。
焼かれたり切られたりしながら、最後は舌を切られて夢が終わった。

また別の人生では病弱な柴犬を飼っていた。
愛犬のために家に篭って暮らしていた。
だが愛犬は死んだ。

家の外に出ると複数人の人達が私を待っていた。
そして私が大事にしていたと思っていた愛犬は、私に虐待され続け衰弱死したことが分かった。
知らない間に痛めつけていたようだ。

複数人の人達は、私が罪の無い犬を殺したことに激怒していた。
私が犬にしていたと言う残虐な行為をそのままそっくりされた。
どれも辛く、痛かった。

私は愛犬と同じように力尽きた。

そして最後の夢になる。
いつも通りベッドで寝ていると、友人が部屋に入ってきた。
「なんだ友人か」と思って油断していたら、友人が黒い何かになり襲ってきた。

はっと目を覚ますと、やはりいつも通りの天井が見えた。
夢だった事に安堵すると、夢で見たように部屋に友人が入ってきた。
今回こそ現実かと思いきや、また黒い何かに変貌し襲ってきた。

そして息切れをしながら起きた。
夢と同じ暗さの部屋だった。
まさかと思いドアを見ていると、また友人が入ってきた。
これは友人ではないと気づいた。
急いで夢から覚めようと体を動かしてみるが、ビクともしない。
そんなことをしているうちに友人は化け物になり、襲いかかってきた。

そしてまた起きる、今度は声を出そうとするが掠れた息しか出てこない。
この時、唇に息がかかった感触があった。
夢ではなく実際に口をかすかに開けていて、息が出ていることが分かった。
夢から覚める以前に実際に体が動かないのが分かり、絶望的だった。

なんどもそれが襲いかかってきては目が覚める夢を繰り返した。
何回目かすると、叫びながら上半身を起きあげて飛び起きた。
これは前回までと違う展開だ。
だが部屋の暗さや雰囲気は一緒だ。

ドアをしばらく見るが何も入ってこない。
そして分かった。
そこは夢ではなく現実の世界だった。
やっと帰って来れたようだ。

他の夢を思い出し、眉間に皺を寄せた。
最悪な朝だった。

ふと、犬は飼わないでおこうと思った。

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