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システムはできないことを増やそう

小学生の頃、逆上がりができなくてずっと練習してた苦い思い出があります。
結局、1回もできないまま大人になってしまいました(笑)

今日のnoteは鉄棒とは関係のない(?)野球の話。

ホーム戦とビジター戦、両方のチケットを取ってみた

昨年から本格的に応援し始めたファイターズ。

今年のオープン戦のチケットが今日発売開始になったので、早速購入。

チケット購入アプリの画面。サクサクっと買えます

ストレスないんですよね。日付選んで場所決めて購入ポチッと。
ログインとか、ポイントがどーとか、割引がどーとか面倒な事一切なし。

その一方で、もう1つの球団アプリ。
(敢えて伏せますが・・・・)

細かくできることは多いし、早割とかいろいろとあるみたいなんだけど、自分がほしい日付のビジター応援席のチケットに全くたどり着けない。
ただ、◯月◯日のチケットを購入したい。というだけのニーズを満たす為だけにどれだけのステップを踏まなければならないんだろう・・。



同じ”野球観戦のチケットを買う”という目的の為にこれだけ考え方の異なる仕組みができあがるのはなぜなんだろう? って考えてみて気づくのは

”できることの少なさ” 

ファイターズのアプリはとにかく”シンプルな操作性”にこだわった作り方がされていて、迷子になることもないし、言葉もユーザー目線の言葉で統一されている。

ユーザー目線で、できることを減らそう

不特定多数の人が扱うアプリやウェブサイトを立ち上げる時に必要なのは機能の盛り込みではなく、ユーザーのニーズに沿った機能の絞り込み。
表示する項目、画面数、入力する項目等々、可能な限り絞り込んで減らして、ユーザーが迷わずにシンプルにやりたいことができるようにする。

システムのややこしい決め事・処理は、裏で頑張ってもらって表には出さない。

理想は近所の駄菓子屋さん

買い物の理想って近所の駄菓子屋さんみたいなもの。
ふらっと店の中に入って自分の欲しいものを手にとって、”おばちゃん、これちょうだい”って言ったら気持ちよく買い物させてくれるあの感覚。

ユーザーをシステムに合わせるのではなく、システムがユーザーに合わせる。そんな仕組みづくりが結果的に喜ばれる仕組みづくりにつながっていくことに、この2球団のチケット購入の仕組みの違いは気付かせてくれます。


さて、ホーム戦のチケットは問題なく取れたけど、ビジター応援席のチケットはいつ、どうやったら買えるんだろう。。。

まだまだ、しばらくはこの探索の旅は続きそうです(泣)。

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