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”ムダ”を愛そう。そこに価値がある

昨日、書店で久しぶりにこんな本を見つけた。

随分昔に、スローイズビューティフルって本を読んだ辻信一さん。

”ムダ”は見る人・目線によって捉え方が変わる。

ナマケモノの生態について書かれている内容を読むと、人間の勝手な価値観で判断しちゃいけないなぁと思う。森に優しいし、何よりSDGsな生き方なんだし。 人間の価値観なんて時代や環境とか一瞬で変わっちゃう。そう考えると動物の生態にはムダが無いんだなぁとおもう。

ITはムダを削ぎ落とす方向に動く

業務系、情報系共に、IT系の仕組みの多くはムダを削ぎ落とす方向に動く。それはそれで、デジタルの持つ強みでもあり、宿命でもある。
でも、”ムダ”だと思われる部分の中にも自分達には見えていないだけの価値が眠っているかも知れない。そんな事を常に考えておく必要もあるんじゃないかと、この本を読むと気付かされる。

ムダを”愛して”みよう

一見ムダと思われることも愛してみよう。コロナで不要不急なんて言葉も言われるけど、”幸福感”を生み出すかどうかが大切で、ムダかどうかは別の思考軸とも言える。効率的に動けたとしても誰も幸せになれない仕組みはつまらない。

ITが人をどう幸せにできるか? 効率だけじゃなく、”ムダ”を愛せるような余裕もどこかに持てる仕組みを考えてみたいですね。


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