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技術者の得意分野を見極めよう

パソコン得意な人ですよね? 〜悲しい一言〜

北海道にやってきてからというもの、未だにこの”パソコンに詳しい人”がIT技術者の形容詞として使われている状況が続いています(泣)。
言葉は使う人の持っているボキャブラリーに規定されるので、やむを得ないのですが。

今は非常に多岐に渡る分野でかつ、それぞれが深いのでIT技術者といっても千差万別と言っても過言ではないです。

”IT社長”なんてフレーズをテレビで見かけると「あー、また変なステレオタイプを植え付けようとしている」と悲しくなります。

”プロ”と”詳しい人”の目線の違いを知っておく

IT技術に詳しい人は、自分の詳しい事に関して実際に手を動かすことで喜んでもらうことができます。
なので、とにかく相手の方の置かれてる状況に関わらずやっちゃう傾向がある。
気付いたら、意味の分からない機器やルーターが設置され、自分ではパスワードの変更すらできない状態を作られたりします。

一方でプロとしてお金を頂戴するような僕達の立場であれば、
「そもそも、何をしたいのか? 何に困ってるのか? どうしたいのか?」
相手の方の言葉の端々からできる限りの情報を引き出して、本当にやるべきことが何かを見定めた上で手を動かします。

トラブル対応時は特に”顧客の言うことを鵜呑みにしない”のが基本。話をお聞きした後、自分自身で確認した上で手を打っていきます。

技術者の得意分野を聞いてみよう

ハードウェア等に強い人もいれば、ネットワーク・情報セキュリティ系のIT技術者もいます。開発・ウェブ制作の技術者も得意とする言語や開発環境は異なったりします。
もし、可能であれば自分を担当してくれる技術者に何が得意とする分野なのかを聞いてみてもいいと思います。 

その際、聞き出すコツは

”全体像から部分への落とし込み”を話の流れとして作る

です。

いきなり部分的な話をされても全く理解できない人がほとんど。
ハードウェア、ソフトウェア、ネットワーク、大きくはこの3つの中でどのあたりを専門にしているかを本人に聞いてみます。

”大きな括りから言えばどういった事が得意なんですか?”

こんな聴き方だったら大丈夫だとおもいます。

あまり話を聞かずにすぐ手を動かす人は要注意

あまり人の話を聞かずにすぐに手を動かして何かしようとする時には
ちょっと気をつけましょう。急いでない旨を伝えて、わからない言葉の意味等についてゆっくりでいいので聞き出してみましょう。

お互いいい仕事をするためです。積極的にコミュニケーションを取ってみましょう。



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