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”お得”に踊るなかれ

海外で”Sale!"の文字を見る時

タイトル写真はふと見つけた海外のショッピング街。
「お得」や「Sale」の文字は見つかりません。
きっと、1人1人が自分にとって大切な買い物をする場所なんだと思います。
こういう町並みの中での買い物あったら自分の心地よい感覚の中で大切なものに出会えるような気がします。

通信料金の”お得”って何が?

たとえば、”携帯料金 お得”で検索すると、こんなシミュレーションが試せます。

結局は、”価格”に行き着くのが携帯料金をはじめとする通信系サービス。
しかし、理屈・仕組みを知らない人にとっては本当にかかる金額や適用条件の難しさ等の落とし穴などは注意深く確認しないとわからないようになっていたりします。

結果的にCMでよく見るとか、”お得”という言葉に乗っかってしまい、使っているうちに思ったほど料金が下がらなかったりほとんど使っていないのに使い放題プランを契約したり、不要なオプションがシレッと組み込まれていたりします。

主語のない”お得”というフレーズは、 ”撒き餌” であって、決してあなたにとって大きなメリットがある訳ではありません。

お得感 = (自分にとっての)価値 > 価格

この数式が僕の考える本当に”お得”なもの。
商売を提供する側の立場で考えてみると分かりますが、安さに飛びつく顧客は更に安い所を見つけると簡単に乗り換えます。そして、更に値下げを余儀なくされ、サービス内容もそれに合わせてますます価値が下がっていく。。

自分にとっての価値がその金額に見合うかそれ以上のものかどうか。
価値の高いものを見つけたのであれば、それはあなたにとって”お得”な品物・サービスです。

塵も積もれば・・・

安いからと言って普段買わないもんを買ったり、ちょっと多めに買ってしまって、結果的に賞味期限を越えて食べずに捨てたり、、、なんてことしてませんか?
安いって言葉に釣られて行動していると、無駄遣いが増えてお金を多く使っちゃう事になりますよ。


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