安心して牛乳を飲んでもらえるように
月に3回の成績発表
集荷の時、ドライバーさんが成績表を持ってきた。
鹿追町の酪農家全てに配布されているもので、出荷した生乳を検査した数字を一覧にしてランキング表にしたもの。
(この表は、怖くて絶対にネットにアップできません・・・。)
時々、 乳房炎発見のタイミングと重なってしまって乳質が落ちる時があるけど、だいたい、どの牧場がどの位置にいるか、定位置は何となく決まっている。
指標は3つ
毎回、3つの指標をチェックしています。
・体細胞数 → 主に乳房炎の牛がいると、数値上昇
・生菌数 → 搾乳時の乳頭の清拭等が甘いと、数値上昇
・耐熱菌数 → パイプラインやミルカー等の洗浄が甘い時に数字上昇
この表を見て、毎回自分達の牧場がどの位置にいるかをチェックしています。鹿追の農協に限らず、十勝の生産者さんは、こうした基準をチェックし、生乳の品質をより良くするための取組みを普段から強く意識しているはずだと思います。
他には行ったこと無いけど、そのはず・・・・w。
安心して飲んでもらえるように、ただそれだけ。
こうしたシビアなチェックを通して、常に自分達が出荷している生乳の品質を向上させることにどの酪農家さんも一生懸命です。
搾乳時も乳房炎の牛から出荷しないように、乳頭を拭くタイミングで、乳頭や乳房に異常がないか、手触り・見た目等で確認しています。
口に入る食品だから、安心して飲んでもらえるように。
ただ、そのためだけに、日々、酪農家はこうしたチェック等を活かしながら毎日搾ってます。
寒い時期はホッとミルクなんてのも美味。のんびり皆さんも飲んでくださいね−。
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