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暇つぶしよりも暇づくりしましょ。

スマホで”最高の暇つぶし”。って何かのCMで聞きました。
たしかに、電車に乗っているとみんなゲームやらSNSやらずーっとスマホ見てる。脳がずっと働いている状態だと思う。疲れないんだろうか?って電車にのる度に毎回感じる。


つい最近買ったこの本。

数学者の岡潔がどうやって数学的発見をしてきたかという話がとても面白い。詳細は読んでみてもらうといいのだけど、必死に机に向かっている事よりも、”すき間”をとても大切にされていました。”緊張”と”弛緩”が繰り返される中から脳が活性化してくる。

脳がぼーっとすることが大切という話を最近はよく聞きます。

ITを活かすのも暇づくりでいいんじゃない?

IT活用というと、”効率化” ”コスパの追求” といったムダを削ぎ落とすような話が多いのだけど、デジタルの特徴として、”ゼロ””イチ”に置き換えられないものが全部削ぎ落とされていく。

これって、なんだか人間の持ってる大切な”ムダ”・”余裕”を全部削ぎ落としてしまって、もっとも大切な”想像力・創造力”を失わせる方向に働いてしまう可能性も否定できない。

ITに得意な事をやらせて、ガンガンムダな時間を作る。作った時間を自由に従業員や経営者は使って、仕事以外の事で目一杯遊んでみる。

昭和だったら目標に向かって走れー! だけど、今の時代はプロジェクト単位で動く時は別としても、遊び心があって、人を思いやれる人がいい仕事をしてくれる。

暇つぶしよりも暇づくり

スマホに暇を潰されていては、お客さんに向けたいい仕事には繋がらない。暇を作って、自分自身が豊かになるような時間の使い方をする。そのためにIT技術やシステムなどを積極的に活かす。

ほんと、息苦しい効率化なんかよりも楽しく仕事できる仕組み作りを考えていきましょう。


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