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【感想】NHK大河ドラマ『どうする家康』第4回「清須でどうする!」

2023年1月29日(日)20時放送、NHK大河ドラマ『どうする家康』第4回「清須でどうする!」を視聴しました。

<始まる前に>
今回のテーマは信長一族とのやり取り。
有名な方々が登場ですね。お市の方、秀吉、それ以外の登場も有り?

<NHKのあらすじ>
松平元康(松本潤)は信長(岡田准一)が待つ尾張・清須城へ向かった。
幼きころに織田に捕らえられていた元康は、信長から再会のあいさつ代わりに相撲の相手を命ぜられる。
くせ者・木下藤吉郎(ムロツヨシ)や信長の妹・市(北川景子)を紹介される。
一方、駿府に残された元康の妻・瀬名(有村架純)は、今川氏真(溝端淳平)から元康と離縁して、側室になれと迫られる。

■プロローグ

■ナレーション(寺島しのぶ)
「今川方との最前線として織田との戦いに奮闘された我らが神の君でございましたが、やむなく今川から離反。織田信長と対等の同盟を結ぶべく、清須に乗り込むこととなったのでございます」
元康は鳥居忠吉(イッセー尾形)から、織田信長との対面について指導を受けています。
家臣らは、信長などいざとなれば一戦交えればいいと意気揚々です。
尾張清須城へ
城内に入り驚く元康、先に頭を下げたり名乗るなと言われ、水野信元(寺島 進)の先導で館に入ります。
恐る恐る近づいて座る元康、先に名乗るなという指示を忘れ、先に名乗ります。

---曲---
稲本響

■相撲

柴田勝家が「猿」木下藤吉郎(ムロツヨシ)を呼び、元康の世話を仰せつけます。
勝家に蹴飛ばされるものの、何も反抗せず、従順な藤吉郎です。
信長と格闘に近い相撲を取り信長が勝利、信長は「それでよい」と。
もう一人相撲を取りたいと登場する仮面をつけた人物が薙刀で勝負に挑みます。
仮面が取れたその人物はお市でした。
馬で駆けるお市と元康の二人、繁栄する清須が一望できる場所に来て、そこで、野望を語ります。
小牧山城から美濃を抑えると西に向かうという考えです。
(15年前)
小さいお市(上村結羽)が相撲に混ぜでくれと信長に訴えます。
水連では、川に飛び込めない竹千代を影から見守るお市でした。

■駿府で
氏真は関口の縁者はすべて打首となるところ、情けをかけて瀬名を助けようとします。

■同盟の話

柴田勝家(吉原光夫)と同盟の交渉がまとまり、国境について決めたいという元康に、信長は境川という提案をあっさり了承。
今川については、和議を結びたいという元康の考えに、信長は「未だ白兎か、今川を滅ぼせ!」と一蹴です。
いきなり「市をお主の妻とせよ」と信長は命じます。
(元康)「臣下の礼をとり、織田の軍門に下ったのではない、大高城を守り通した。信長様は運良く今川を討ち取ったけど、守り通したのは元康だ」と話します。
藤吉郎は別の見方を示します。
大高城を決して落とすな、落ちてしまえば今川は引っ込んでしまう。そこに元康殿がやってきて、おかげで大高城は蘇り、今川がノコノコとやってきてくれた。
(元康)「嘘じゃ、全てが罠だったなど嘘じゃ」
(元康)「神か・・・」


(感想)
今川義元をおびき寄せるために大高城に兵糧を届け、守らせたというのは、本当だったら、なかなかすごい戦術ですね。
信長だったらやりかねないと思えます。
木下藤吉郎がもう信長方にいたというのもさらにこの仮説が活きてきます。

■瀬名

巴(真矢ミキ)は氏真の側室になれるのなら関口家も殺されず良いことである、と賛成します。
しかし、関口氏純(渡部篤郎)は、氏真が望むのは、妻でも側室でもなく、遊び女としてであると語ります。
瀬名は氏真を慕っていたと両親に話し、了解しました。
氏真は瀬名を抱きながら手に握られていた御守を奪います。

■お市と元康

お市が結婚することになり、勝家がそれを眺めています。
兄・信長が誰かと相撲を取ったのは10年ぶり、お市は元康と結婚の覚悟を決めました。
祝言の準備を楽しそうに行うお市です。
そこに大久保忠世(小手伸也)が氏真からの書状を届けます。
今川に戻らなければ關口一家は死罪とのこと。
書状の中に、「たすけて」と血塗りの文字で書かれた瀬名からの一筆がありました。
それは、氏真が無理やり書かせたものでした。

■どうする家康

悔しそうな元康を見て、祝言用の着物を持ってきたお市に元康が発言しようとしますが、それを遮り、やはり無理であったと機先を制して結婚の話を断りました。
この世は力、欲しいのは力で奪い取るのだと語ります。
(信長)「織田との盟約を取りやめ、今川に戻りたいというのか」
(元康)「今川を滅ぼし、妻と子をこの手で取り返す、ご異存おありでしょうか」
お市は恋い焦がれた男にそっぽを向かれた気持ちを信長から問われました。
(思い出)
川に飛び込み溺れそうになった市を助けたのは竹千代(川口和空)でした。
元康を大切にしろと信長に助言するお市です。、

今川との大一番が始まろうとしていました。


(感想)
まさか、お市の方と家康が結婚寸前まで行っていたとは、驚きの展開です。
資料にあるのかな?無いと思うけど。
元康(満年齢)19歳、お市15歳、有り得ない話しでは無いですね。

----つづく----

次回はどうする家康 第5回「瀬名奪還作戦」2月5日放送です。

■感想

木下藤吉郎のキャラが、今までの歴史ドラマでの存在に勝るぶっ飛びブリでした。
「猿」に似ていた今までの藤吉郎とは違い、どこが「猿」なんだかよくわかりませんが、とりあえず歴史的事実には触れながら、これからの展開が期待できる演技での登場でした。
戦国時代のドラマが面白いのは、これらのすごいキャラクターたちが、たくさん出てくるというのもあります。
とはいえ、小説やドラマでしか知らない歴史なので、本当に史実を少しでも描いてくれるとさらにおもしろくなりそうです。


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