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【感想】NHK大河ドラマ『どうする家康』第36回「於愛日記」

2023年9月24日(日)20時『どうする家康』第36回「於愛日記」を視聴しました。

<始まる前に>
今回は於愛の方、西郷局が主役っぽいです。
どんなエピソードが描かれるのか楽しみです。

<NHKのあらすじ>
家康(松本潤)は真田昌幸(佐藤浩市)から、北条に領地を渡す代わりに徳川の姫がほしいと頼まれる。
忠勝(山田裕貴)の娘・稲(鳴海唯)を養女にして嫁がせようとするが、父娘ともに猛反対。
そんな中、家康が探していた武田の女を、元忠(音尾琢真)がかくまっていたことがわかる。
説得に向かった忠勝は、抵抗する元忠と一触即発の危機に陥る。
改めて、於愛(広瀬アリス)が元忠に話を聞くと、意外な事実がーー。


■プロローグ

於愛はある文を読み返しています。

●元亀3年(1572年)10月
夫が亡くなり、自害しようと小刀を首にかけますが、幼い娘を見て思いとどまりました。
家康の側室・お葉(北香那)に後家となった於愛は働き口を紹介されました。

●天正4年(1576年)5月20日
近眼の於愛は、家康に認められ、瀬名からも頼まれて家康の側室となりました。
偽りの心だと、慕っている方ではないと本心を打ち明けていました。

---曲---
稲本響

■駿府城

鳥居忠政は家康に頼まれてある人を探していました。
真田昌幸の申し出、本多忠勝の娘を嫁にという話を稲は拒絶しているようです。

■ナレーション(寺島しのぶ)
「都にて豊臣政権を支えるお立場となった神の君。ご心労の元は上洛を拒む北条の問題です」

■京・聚楽第

秀吉は早く北条を攻めろと考えていますが、家康の娘・おふう(清乃あさ姫)が北条氏直(西山 潤)に嫁いでおり、家康は北条攻めを何とか止めようとしていました。
北条氏政(駿河太郎)は北条と真田との領地を巡る争いが長引いており上洛に反対していました。
その対策として、本多忠勝の娘を家康の養女として輿入れさせるという話を進めていると、家康は言上しました。

稲は真田は好きではないと未だに縁談を拒み続けます。
本多忠勝の説得も受け入れようとしません。
於愛は、おふうが北条の説得役として頑張っているから同等の役目を期待すると語ります。

●聚楽第
旭(山田真歩)に人質でもあるので、徳川の所領にいなければいけないと思っています。
しかし、家康は人質とは思っていないと優しい言葉をかけました。
寧々(和久井映見)は、秀吉について、新たな側室にご執心で何でも欲しがる病に罹っていると言います。

●於愛の慈善事業
於愛は、長丸(秀忠)とともに、盲目のものへの施しを行っています。
本多正信(松山ケンイチ)が、忠勝が真田に娘をやらないと息巻いていると騒いでいるそうです。

■千代

家康の探しものは千代でした。千代は馬場信春の娘であり、築山殿の事件とも関わりがあり、家康も気にしていました。
そして、渡辺守綱(木村昴)が、千代と鳥居元忠が仲良くしているところを目撃したのです。
それが本多忠勝の耳に入り、真田は忍びの罠にかかった、真田は信用ならぬと怒ったのです。
さらに、本多忠勝と鳥居元忠が、千代をめぐり一触即発の事態になりました。
於愛の元に参上した千代(古川琴音)と鳥居元忠は事の真相を打ち明けます。
何故隠していたのか問われた鳥居元忠は、このように答えました。
忍びをやめ、野良仕事をしてひっそり暮らしたがっている。
千代は元忠に偽りでだまされたのだ、忘れなさいと語りました。

●於愛の心
於愛は、過去に自分が思っていること「笑顔は偽りだ」を思い出しました。
天正7年(1579年)9月15日信康、築山殿が自害という大事件が起こりました。
笑っていよう、たとえ偽りの笑顔でもおおらかにいようと決心したのでした。


(感想)
久しぶりの渡辺守綱の登場。

■家康の裁定

鳥居元忠と千代が家康の元に参上しました。
なぜ妻にしたいと思うと家康に言わなかったのかと問われると、
家康は千代を恨んでいない、穴山梅雪等とともに良き世を目指した、その身を案じていただけだと語りました。
忍びを捨て、鳥居元忠の妻になれと命じますが、千代は聞き入れようとしません。
家康の命令に、千代は受け入れることになりました。
於愛は、茨の道の中で、慕う心はどんなに幸せなことか、それを得たなら大事にするべきと返答しました。
本多忠勝は、信用ならないと反論、ならばと稲が真田に入り込んで真田を操ればいいと家康は答えます。
父に武芸を教え込まれてきたのでできると稲は言いました。
稲は元忠が寝首を掻かられれば、真田の首を掻くだけ、女の戦場であると、嫁入りを受け入れました。
本多正信も大久保忠世も納得しました。


(感想)
本当にあったんですかね。
千代女と鳥居元忠のエピソード。
鳥居元忠が馬場信春の娘を後妻にしているのは確かなようです。

■於愛と家康

胸を患っている於愛は、家康の煎じた薬を飲んでいます。
家康は於愛のおかげだと感謝の言葉を述べ、於愛は、信康と築山殿のことを聞きたいと請います。
愉快であったのは信康と五徳の祝言だと、笑いだします。
(ナレ)「西郷殿こと於愛の方様、この後まもなくお亡くなりに。そのご葬儀には多くの民が集まり、祈りを捧げたとのことでございます」


(感想)
何人もの側室を儲けた家康の言葉としてはあまりにも軽いと感じました。はい。

■相模・小田原城
(ナレ)「真田への輿入れにより、北条も重い、重い腰を上げ、」
弟の北条氏規を遣わすということで、戦が避けられ北条が守られると話します。

■秀吉の指示

しかし、秀吉は、沼田を真田にも分けろという指示でした。
それでは北条は納得しないと必死に説得しようとしますが、秀吉は受け入れませんでした。
当主でもないやつが来ても意味がない。納得できないなら滅ぼすまで、という考えでした。
秀長は、兄はますます思いのままに生きるようになり、厳しく意見できるのは北政所と家康のみ、秀長は病を持っていて、もう長くない、と。

■茶々

「お市、、、様」(家康)
そこに現れたのは、新たな側室・茶々(北川景子)でした。

----つづく----

次回はどうする家康 第37回「さらば三河家臣団」10月1日放送です。

■感想

予想通り?の北川景子さん一人二役で登場!
お市の方と茶々は性格も似ていたと言われていますので、一人二役も納得です。
茶々はこの頃19歳前後、ちょっと若作りがきついかなーという印象です。(すいません)
最後の最後に面白い展開を予想させるキャストで、楽しみが増えました。
於愛の方は、側室というより事実上の正妻として描いていました。
本当なのかも知れないですね。


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