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量子精神学による探索 ダイアン・フォーチュンの世界17. (D.フォーチュン著"心霊的自己防衛"参照。)noteも霊的世界です。 {心霊的攻撃の性質の分析}

"合わせて考えてみると一つの奇異な話が浮かんでくる。C氏に興味を持っている異常な能力のある人間の存在を「言いあてた」…隠秘学の仮説のいくつかは、癌という病気に多くの光明を投じている。癌は肉体の疾病ではなく、霊体の疾病であり「癌」のエレメンタル」が感染要因であると考えられている。                                  X嬢は潜在意識の中に、彼女が前世で魔術に関わっていた時の知識と能力を保持していたのである。…C氏に対する恋情も忘れていなかった。彼女は自らの能力を使って星幽体となり、夜に睡眠中のC氏を訪問したのである。C夫人の夢は明らかにC氏の発作を起こした星幽体の訪問に関係がある。…発作が起きた時の月の位相を示す記録はないが、多分ヘカテーの位相、即ち黒魔術の期間であったと思う。                                                       X嬢の婚約者と叔母の状態、最初の恋人の死は、明らかに吸血鬼の仕業である。…もし彼女が吸血鬼であったならば、叔母と婚約者を家に置いておく動機は簡単に説明できる。彼女がこの二人の死後、なぜ衰弱したのかも明らかである。"            (✷‿✷)ブラム・ストーカーの"ドラキュラ"や東欧の吸血鬼伝説などとは異質の、エネルギーを吸う霊的吸血鬼は、日中も日常生活を営む普通の生活者であり、血による呪縛だけでなく、前世の魔術に関するカルマがその淵源のようです。どうやら肉体を保存し、それを宿主として、霊的活動する存在は亜種なのかもしれません。ストーカーの"ドラキュラ"には死に別れた最愛の妻が数百年後に転生して、吸血鬼として輪廻転生を拒否し、地上の暗闇を悪業を重ねつつさまよう伯爵と再会するという、究極の愛の物語が内包されているがゆえに、コッポラ版は重厚でした。私達の現在の、この世界にも霊的吸血鬼は存在しているという寓話でもあります。

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