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プチ“破壊と創造”

GWが明けて、社会活動が再開されるので、“エンジン”を起動しつつ、雨上がりの緑野を眺めつつ缶コーヒーを飲んでいる。まるで病院から退院したてのような、長旅から戻ったような、大きな区切りが自分の中にある。洪水が来てすべてを一掃したような空虚感と新鮮さだ。しかしこの期間中にすべての事象が一変しており、水星や冥王星の逆行が始まっているので、同調圧力の強烈な日本人の深層意識もすっかり様変わりしているに違いない。確かユダヤ教の暦には、その時期になるとすべてを免債、チャラにしてしまう期間があったと記憶するが、まるで歯車を止めて奴隷達が路上に一斉に投げ出されてしまい、途方に暮れているようだ。深層心理学的にまた霊的に人間もその集積である社会も、一旦混沌に混ぜ合わせることは、プチ破壊とプチ創造なのかもしれない。錬金術師は降りそそぐ火球と深海魚の異変から次のニグレド(黒化、腐敗)とアルベド(白化、再結晶)をデザインし導かなければならない。


■画像はナショナルジオグラフィックより。

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