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クリスマスの英語曲♪ ワムの「ラストクリスマス」は、失恋から立ち直ろうとする歌

毎年、クリスマスになると耳にする英語曲なら

マライアキャリーもクリスマスソングが有名だし、

エドシーランのパーフェクトもあるけれど、

今回はワムの「ラストクリスマス」の話しです。


♠️英語がわからなかったその昔、

ワムのラストクリスマスを聴いた。

「なんか楽しそうなメロディー」と思った。

「楽しい恋愛の歌?」

「クリスマスに彼女、彼氏ができた」

「カップル成立、おめでとう!」

そんな歌だと思っていた。


「聴いてもわからんな」ということで今度は

ラストクリスマスのミュージックビデオを見た↓


このミュージックビデオには

ワムのボーカルのジョージマイケル本人が出ている。
(ワイングラスを持ってる)

このビデオでは、ジョージマイケルが自分の彼女じゃなくて

他の女性をチラ見ガン見している。

「そんなことしてていいのか」

「クリスマスなんでとりあえず

一緒にいるだけで本命別?」

映像を見ても、その程度の理解だった。


♠️英語がわかるようになってこの歌を聴くと

「人間関係と恋愛状況の設定が理解できた」

Last Christmas, I gave you my heart,
But the very next day, you gave it away.

ワムのラストクリスマス


去年のクリスマスに僕は君に心をあげた。
でもまさに次の日、君はそれを手放した。

Give awayを辞書で引くと
(不要なものを)手放す、などとある。

つまり、

彼はクリスマスの日に彼女に心(愛)をあげた。

ところが、なんと次の日に彼女は、

彼の心(愛)を不要なものとして

捨ててしまったのだ。


彼はショックだっただろう。

そこで、この歌詞。


Once bitten, Twice shy.

ワムのラストクリスマス

=一度失敗すると、次は臆病になる、という意味だ。
一度フラれると恋愛に臆病になるものだ。

だが今年、

彼は違う彼女を連れてこのスキー場へと帰ってきた。

そして、

去年、彼を1日でふった「彼女」も他の男と来ている。

「これは修羅場だぞ。なんでまた来るかね?」

「ていうかこのグループにいずらくねえか」

「気まずすぎてオレならソロ温泉に行く」と思うが、

ジョージマイケルは違う。

彼は今年も帰ってきた。

おそらく、

「失恋から立ち直ったよ」
「今はいい人とつきあってるんだよ」

と元カノに言いたかったのだろう。

しか〜し、

新しい彼女をスキー場に連れて来たはいいが、

元カノが気になって気になってしゃーない状態。

そこでようやくミュージックビデオでジョージが

「チラ見ガン見」した理由がわかった次第です。

ということで、

ワムのラストクリスマスは

元カノを吹っ切れてないちょっと切ない歌でした。


クリスマスの季節はこの歌を歌う方も多いのでは。

歌詞の意味をわかったうえで歌えば

歌の表現がもっとでると思います。

たとえば、下の「本当に好きだったんだ」という

歌詞のところは強調したくて声がだんだんデカくなる。

I love you, I meant it.

ワムのラストクリスマス


Enjoy singing♪

ちなみに、

ライブダムのカラオケで原曲キーは+2です。

それではまた!

お読み頂きありがとうございます♪

Thank you for reading.  Have a good one!

( 追加情報:More Info )
ジョージマイケルはその後、同性愛者ということを発表しました。
彼は、このミュージックビデオを制作した時は公表できなかったと言ってます。


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