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オンラインコミュニティにこそ身体性が必要かもしれないという仮説

この1年でオンラインコミュニティに関わることが増えた。
社会的な情勢もあって、例えばFacebookのグループページやSlackといったオンライン上のプラットフォームに人が集い、共通の興味に関する情報交換や交流をするようなことが急速に広がっていったように思う。

もちろん前々から関わりがあった人もいるが、より身近なものになったのではないか。

僕としてもこれまでより深く関わりを持って、そういうコミュニティを観察することが多くなった。知り合いや友人が中心になって立ち上げたものに関わると、運営の方にも目が行くようになる。

そんなふうに見てきた中で、やはりうまくいかないケースはある。むしろ多い。

ここでいう「うまくいっている」状態というのは、簡単にいうと活発に動いているということで、もう少し細かくいうと、

・情報の流通量が多く、
・特定の誰かではなく様々な人からの発信があり
・発信に対するコメントなど、リアクションが多い

参加する人の関わりが積極的・主体的でインタラクティブなコミュニケーションが多くある状態は、オンラインコミュニティとしては望ましい方向のひとつであるように思っている


うまくいっていないオンラインコミュニティは、それとは反対の状態と想像してくれればいい。中には徐々に誰も発信しなくなり、ただページがあるだけというものさえある。

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コミュニティの熱を保つ「身体性」


そういったケースに欠如しているのは何か。

それは身体性だという仮説を立てている。

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