大事な仲間たちに言えてなかったこと

エッセイマガジン『傘はどこかに置いてきた』
事実に基づいたフィクションみたいなノンフィクションを書きたいと思って、「自分語りエッセイ」をはじめました。
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昨年に引き続いて、今年も年末に大学のサッカー部の同期で集まれた。

2年連続で参加率90パーセントを越してくるのは本当に誇らしい。（しかも2年とも来れなかった人はいない。）

今回は、そんな最高の同期について、僕が今年の半ばに抱いていたしょうもない後ろ向きな気持ちから、今思っていることまでを書いてみようと思う。

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一番顕著だったのは、今年の秋ごろだったように思う。

大事なことに変わりはなかったけれど、同期達との飲み会を少し避けたくなっていた。特に、もう社会人として働く同期が久々に来て、みんなで飲もうというときなんかは適当に理由をつけて行かなかったりした。