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インクルーシブ・子どもの権利…
今、弁護士の中川明先生のお話を伺っています。
(以下、お知らせから引用)
中川先生は、ご著書の中で憲法26条の教育を受ける権利について次のように述べられています。
「憲法二六条を理解する前に、わたしたち自身が教育のイメージをふくらますこと、豊かにとらえることが求められているのです。たとえば、わたしたちの心をワクワクさせることにどんなことがあるか、それは、どのような営みによって手にすることができるのかをイメージすることが必要です。
『生まれてから死ぬまで、人間ってものは、さめているかぎり、たえずなんらかの教育をうけてるわけだよ。そして、その教育の中でも第一番は、いわゆる人間関係ってやつだな。彼の心、感情を形成し、理想をあたえ、そしてある人生軌道に向かって旅立たせ、またそれをちゃんと守らせるのは、一にかかってその人間的環境さ』と述べたのはマーク・トウェインですが(中野好夫訳『人間とは何か』岩波文庫、七一頁)、彼がいみじくも指摘したように、人と人との出会いと交わりほど、わたしたちをワクワク、ドキドキさせるものはなく、これをつくる場が教育なのです。人との出会いと交わりが自由でなく、意に反してひとつの人間関係だけが強いられ、共にすごす機会か奪われるならば、心が踊るような思いをもつことはむつかしくなるでしょう。一方的に分けられることがないようにすることが大事なのはそのためです。
このように豊かにとらえられた教育を要求する者の必要に応えて、教育の場と機会を保障しようとしているのが日本国憲法二六条です。」(中川明『教育における子どもの人権救済の諸相』エイデル研究所)
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…保育や教育について色々考えていくと…結局、法律や行政につながるなぁ。よくわからないけれど、そういうことも少しずつ勉強していきたいなぁ…と、ぼんやり思うのでした。
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