アフリカ大陸で学んだコミュニケーションの本質

こんにちは!

僕は2019年10月から2020年2月までアフリカ大陸の最南端に位置する南アフリカ共和国のケープタウンに留学していました。

南アフリカは過去にアパルトヘイトという歴史的差別政策があったことから、今でも人種間の小さないざこざが起こります。

そんな地で日本人、そして英語もペラペラではない僕が地域の共同体に認められるまでの過程で学んだコミュニケーションの本質について紹介していきます。


はじめに

メラビアンの法則というものをあなたは知っていますか?
人の印象を決定する際にどのような情報に基づいて印象が決定されるかを検証したものです。

・話の内容等の言語情報が7%
・話のスピードや声のトーンなどの聴覚情報が38%
・見た目などの視覚情報が55%

僕は何度かメラビアンの法則は聞いたことはあったのですが、毎回ふーんと思っていました。

しかし、今回言語が異なる海外の地でメラビアンの法則を体感しました。

きっとただの海外ではなく差別が根強く残り、閉鎖的な共同体を形成する南アフリカの地だからこそ強く実感できたのだと思っています。

笑顔こそ最強の武器! 会話<<<<<表情

僕には緊張すると顔がめちゃめちゃ固まるという最悪の癖があります。

留学して2週間くらいは終始緊張感MAXできっと顔も怖かった。
もちろん誰も声をかけてきてくれなくてめちゃめちゃ焦り、一生友達なんてできないなと思いネガティブになっていた。

ただ、ある日のランチで面白いことがあり、留学生活で初めて笑顔になった。
その日を境にみんなが声をかけてくれるようになり、友達が急激に増えた。

間違いなく理由は笑顔だと思う。
友達ができる前と後で英語力に大差はない。変わったことは表情だけ。

留学2か月目~からは街でもこっちから声をかけることが増えた。
ここで確信した。

表情が明るい奴は話しかけやすく、話していて楽しい!

頭の中で表情の重要性は理解していたけど、日本語が通じる日本ではどうしても会話のテクニック的なものに頼ろうとしていた。

これは話せない言語の環境に飛び込んだからこそ得た学びであり、僕はこの先そんなテクニック本を読む必要なんてない。
身を持って経験したから。

とりあえず名前を連呼せよ!

言語情報は7%とメラビアンの法則で紹介しましたが言語の中にも重要な要素が一つあります。

それは名前を呼ぶこと!

自分の名前呼ばれたらどう思いますか?
なんかうれしくないですか?

相手との距離を縮めたければとりあえず名前を呼ぶ事、これに尽きる。
ケープタウンでは日本人は僕だけなのでみんな一瞬で名前を覚えてくれた。

また日本の名前を呼ぶのが楽しいのか、めちゃくちゃ名前を連呼された。
僕の名前はアラビア語で素晴らしい人生という意味のすごく良い言葉らしく特にサウジアラビアの人には会うたびに名前を連呼された。

みんなが名前を連呼してくれるもんだから、なんとなくみんなに受け入れられている気がしてすごく話しやすかった。

そこで僕は感じた。
相手を受け入れているよ、仲よくしたいよっていう一つのサインは名前を呼ぶ事。

100%間違いない。

僕からすると相手の名前を覚えるのはめっちゃ難しかった。
だから毎回メモ帳に名前をメモするようにしていた、そして毎朝見る。

僕にたくさん友達ができた要因の一つはあった人の名前を必ず呼んでいたからだと思う。

最後に

もしこれを読んでくれているあなたが今後、知り合いのいない地に行くことになったら、

  1. 明るい表情を心がける

  2. 相手の名前を呼ぶ

この2つを意識しておけば、間違いなしです。

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