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来季の新戦力を考える~村越凱光編〜

新戦力を考える第2弾。福岡・飯塚高校から初となるJリーガーでもあるドリブラー村越凱光について。プロになる選手の中では比較的無名な存在ではあるが、山雅以外にもオファーをもらっているなど可能性を感じさせてくれる点は大然にも通じる。

■村越凱光

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村越は、神奈川のエスポルチ藤沢出身。小柄ながらも、スピードに乗ったドリブルと左足の技術が光る隠れたタレントだ。「飯塚に行った先輩から良いサッカーをすると聞いた。無名校で結果を残して、有名校にしたかった」との理由で同校の門を叩いたが、「入ってきた時はドリブルしかできなかった」(中辻監督)。しかし、飯塚が大事にする“サッカー脳”を鍛えたことで、一気に才能が開花し、2年目から主力の一員として活躍するようになった。  https://search.yahoo.co.jp/amp/s/web.gekisaka.jp/news/amp/%3F278346-278346-fl%26usqp%3Dmq331AQOKAGYAdehwPCmjJ7szQE%253D  ゲキサカより

ここ数年の山雅のドリブラーといえば石原崇兆や前田直輝になる。この2人と同様に輝くには技術はもちろん、ギンギラ感や受け方も大事になるが飯塚高校でのプレーを見る限りそこも兼ね備える。

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「(高校生が)初日来て、こんなボールを受けれる選手はいない。上手い選手はいるけれど、これだけオフ・ザ・ボールができるヤツはいないと聞きました」(中辻監督)という評価を得た        ゲキサカより

と書かれている通り、間受けできる技術と度胸もプロの中で示せたよう。

ドリブラーの活躍出来るか出来ないはドリブルの質以上にいかにいい受け方ができるかにかかってると考えているのでここには期待したい。ドリブル開始までにかける時間、ペナ内かサイドライン際か、これによって相手の対応も与える脅威も大きく変わる。

若干守備の部分で苦労しそうな面があるので布監督がどれくらい足りない部分に目を瞑るかは分からないが、1年目の大然同様の「開幕ベンチ入り」「ジョーカー起用」が目標となってくる。

以前も書いた通り、これまでの山雅はドリブラーが活きやすい環境・システムとは言えなかったし、数も少なかった。新制山雅でこれまでのイメージを覆すことを期待したい。

最後に……福岡=東福岡高校という人も多いかと思うが(自分もその一人だった)この飯塚高校の掲げる「NOT NORMAL(普通ではない)」サッカーやその育成法・哲学もなかなか興味深い。今年は残念ながら全国大会には進めなかったが、村越が活躍することで山雅だけではなくこの飯塚高校にも好影響を与えられたら……といちサッカーファンとしても思う。

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