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12月27・28日の移籍動向(後編)~希望が見えてきた更新〜

さて、暗いニュースばかり……と嘆いていたがここにきて立て続けにいいニュースも飛び込むようになってきた。

▼塚川孝輝

FC岐阜からの復帰。塚川は荒削りでプレーを見てても「あれっ?」と思うようなことも多かったが、個人的には岡山時代からかなり期待していたプレイヤーだ。それは今も変わらない。現代サッカーはポジショナルプレーの概念が浸透し、「量的優位性」と「質的優位性」を意図的に生み出そうというのが育成年代から一般的になっている(厳密には以前からあったが言語化され分かりやすくなった)

例えばセレッソ戦のソウザの得点は中は数的同位だったが、藤田とソウザの高さの違いという質的優位性で最後はやられた(その前に数的優位性でもやられてるが)。これは藤田の失態ではなく、こういう形を作られたチームの失点である。1対2の状況で相手を止めろと言われてるのと同じような話だ。話はだいぶ逸れたが塚川もこの高さと強さをもっている。素材型という歳でもなくなってきたので年間ベスト11級のブレイクを期待したい。

▼セルジーニョ、イズマの更新

セルジーニョとイズマはそれぞれ残るかどうかは五分五分だと思っていたので2人とも残留したのは非常に大きい。

フルコンディションでプレーさせればJ2では止められないプレイヤーを連れていくことが出来たので、いかにして怪我をさせないように使っていけるかがポイントとなる。

また外国人がなかなか活躍しにくかった反町山雅でそれぞれインパクトを残したアタッカーたちが新チームでどのようは働きをするかは興味深い。希望的観測もはいってはいるがもしかするともう一段階上の活躍をしてくれるかもしれない。

逆に怪我で半年くらいいない可能性も捨てきれないのでこれに満足することはできないが、ひとまず誰にとっても明るいニュースになったのではないか。

END

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