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J3入門ガイド作ってみた⑤<長野・今治>

今回は第9節、第10節で対戦する長野パルセイロ、FC今治について。

<FC今治>

■直近5年の成績と監督遍歴

17年:吉武博文   JFL・6位
18年:吉武博文(1月-6月)、工藤直人(6月-12月)JFL・5位
19年:小野剛  JFL・3位
20年:リュイス・プラナグマ・ラモス J3・7位
21年:リュイス・プラナグマ・ラモス (1月-5月)、布啓一郎(5月-9月)、橋川和晃(9月-12月)
J3・11位

22年監督:橋川和晃
それまでは四国リーグで有名なクラブとは言えなかったが、元サッカー日本代表監督の岡田武史氏がオーナー兼代表取締役会長を務めたことで話題になり、JFL→J3と急成長を遂げた。この際に「岡田メソッド」という"主体的にプレーできる自立した選手と自律したチームを育てることを目的としたサッカー指導の方法論の体系"を掲げ、トップチームから育成まで一貫した型を作ることや技術とコンビネーションを前面に出した攻撃的なポゼッションサッカーなどを目指しているが、監督遍歴という点においては5年で6人の監督が指揮するなど苦戦の色が濃い(山雅サポにもイメージしやすい例を出すと布監督×攻撃的なポゼッションサッカーで数カ月で結果を出すのは難しい注文である)

岡田オーナー就任後、グローバル事業部長やアカデミー・メソッドグループ長などを務めていた橋川監督に岡田メソッドの体現者となることが託されたが、現場経験は育成年代の指導のみ。就任後は勝ち点1.5超えとハイペースだったが、戦ったのは昇格が消滅した後のわずか9試合のみ。この成績を1年通して維持できると期待されるとなかなか難しい状況になる。

■去年のスタメン

・第1節

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H熊本 ●0-1

・第16節

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H沼津 △0-0

・第29節

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A長野△0‐0

勝ち点30  7勝 9分け 12敗 得点34 失点33 得失点差1

リュイス・布体制は442、橋川体制で4123がメインに。監督交代や怪我人などで起用法、戦い方にばらつきがあったので年間を通してのシステムの変化はあまり参考にはならなそう……起用法がある程度固まっていて安定して出場できていたのはGK修行、左SB上原、ボランチ楠美あたりの後ろの選手のみだった。補強を見ても来年は終盤、橋川体制で採用された4123(4141かも)、もしくは4231あたりが基本システムになるはず。

■現スカッド・オフの雑感

【GK】
正守護神・修行の残留は朗報。柏からレンタルで移籍してきた滝本は経験こそ乏しいものの、修行にはない高さはある。GKは底上げがされている。

【DF】
右SB原田が鳥栖に2段昇格し、右のキーマンが欠けた。左右対応可能の駒野と新加入の下口(岡山)でカバーすることになりそう。左はレギュラーの上原が残留した上に、冨田(京都)、吹ケ(徳島)が加入。いざとなれば新体制では右SHやIHで起用されていた島村も対応可能なのでさすがに誰かがコンバートする気がする。

なかなか軸が定まらなかったCBは先発数は1,2番目だった薗田(引退)、チョンハンチョル(未定)は移籍したが新体制では安藤や飯泉の序列が上がっていたので、J2でも経験豊富な細川(水戸)の加入で軸が定まれば問題はないだろう

【MF】
終盤戦の出場組では小松(→山形へレンタルバック)が抜け、準主力級も何人か欠けたが、18年J3で16G10Aとまさしく無双状態だった中川は大物補強。ここまで数字が伸びたのは琉球のスタイルによるものもあるとは思うがIHやWG、トップ下と起用できるポジションは多く、大黒柱としての活躍が期待できる。 町田で出場機会を伸ばせていなかった晴山は登録はMFだがFWでの起用になるのではないか。伸び悩んでいる感はあるがオープンなJ3では輝ける。

【FW】
CFの中心だった東家(→福岡へレンタルバック)、チーム得点王のバルデマール(未定)が抜けた他、レオミネイロらも退団。代わりにモハメド アダム(シュコダ・クサンティFC・ギリシャ)、マルコス インディオ(レトロFC・ブラジル4部)と若手外国籍選手2名の入団が決まっているが、3月まで合流が確認できていない状況。昇格については去年から明言されているが大きな出遅れと言っていい。FWは高瀬・武井が残ったが、高瀬はWG、武井がIHで起用されてるので「蓋を開けてみないと……」というのが正直なところ。

■予想スタメン

GKは開幕から滝本が起用されていたが、負傷により離脱。昨季の正GKだった修行が起用され、失点はむしろ減少しつつあった。が、今週水戸から茂木が加入。茂木自身は水戸でレギュラーだった時期もあり、今治側も補強や戦術的にGKにサイズを求めているフシがあるので(ちなみに修行182cm、滝本190cm、茂木195cm)、恐らくレギュラー計算で動いたのではないか。シーズン途中加入の選手がすぐ使われるチームカラーまで加味すると早速茂木が起用される可能性はある。

最終ライン、CBは安藤飯泉が基本だったが飯泉が不在で、照山が入ると予想。安藤は愛知学院大時代にU-19の代表にも選ばれており、布監督時代には"大作戦"要員でCFで起用されることもあった大型CB。まともに空中戦をすれば今のCF陣だと勝てないと見ておいた方が良いかもしれない。照山は仙台からのレンタル中のユーティリティ。常田と左のCB・SBでポジション争いをしていたがまだポテンシャル枠を超えれていない。

SBは左には上原、原田が鳥栖に移籍して空いた右には北九州からの野口が定着。上原はキャリアの前半はDHがメインだったが、今治では左SBに。元々札幌ユースで前キャプテンの先輩にあたるがマッチアップもありそう。野口は筑波大から卒業後4年間北九州でレギュラーを務めてきたのでJ2・J3での経験は豊富。大学時代は三笘や西澤とサイドでコンビを組んでいた。どちらも自分がメインとなって攻撃参加していくというよりはサイドで起点になったり、相方の動きを見ながらそれをうまくサポートをできるタイプとなっている。

中盤の3枚は底に楠美。中島翔哉、前田直輝世代のヴェルディユースの選手(天皇杯で沖縄SVの安在がゴラッソ決めていたがそういえば同期対決……)で、ジュニアユース世代は外山が同期に当たる。ボール奪取やかじ取り役など目立たないが確実に失点の少なさの中心になっている。その前に並ぶのは昨季の終盤に固まった山田・島村のコンビ。どちらかというと山田が全体のバランスを取りながら、アンカー脇を埋めることが多く、攻撃的なポジションもできる島村は飛び出したり、サイドに流れたりと捕まえづらいのが特徴。元々ドリブラーとしての評価が高かっただけに中盤をドリブルでするすると抜けていこうとするのがピンチにもチャンスにもなる。

3トップはラルフ、モハメド アダム、パクスビンと期待の戦力が試合に絡めていないが、左WGに近藤高虎、右WGにインディオ、中央に中川という形が固まりつつある。左の近藤は元流経ドラゴンズで野々村や菊井の先輩にあたる。大学時代はサイドバックだったようだが、同ポジションで先輩に小池裕太、後輩に佐々木旭がいてなかなかAチームでの出場機会には恵まれなかった。今治でのプレーを見る限り、高い位置を取って積極的にドリブルを仕掛けてシュートまで持っていくWGらしいタイプに見える。菊井とは同サイドになる可能性が。
右のインディオも推進力や身体の強さがあって自ら仕掛けてくる選手。キープ力も高いので高さのない前線の起点として機能している。シュート数も多く、「シュート数トップ10に2人入っているのは今治と宮崎のみ」だがその中では唯一ノーゴール。PKを任されるなどチームからも期待が見えるがなかなか初ゴールが来ない(今節では来ないでほしい)。

https://soccer.yahoo.co.jp/jleague/category/j3/stats?gk=68&type=2

中央は琉球で昇格&チーム得点王を経験した中川。シュート技術が高く、距離があってもミドルシュートを狙えるだけではなく、ヘディングも地味に強い。そして、一番厄介なのは偽9番の動きをしてくる点。特に3バック時にはチャレンジ&カバーがより難しくなるのでしっかりとコミュニケーションを取って対応したいところ。

ただし、先週の天皇杯ではリーグ戦スタメンのインディオと修行がベンチからも不在。その場合、先ほど書いたGK茂木、そして3トップの中央にはU-19のエース候補・千葉が入る可能性も。

■分析・試合展望

ここまでは4勝3敗2分けの勝ち点14で8位。6得点はリーグワースト4位だが、失点数は2位タイ(いわきと鹿児島と同じ)になっている。今年のJ3は失点が少ないチームが上位に来ているというのが如実に出ているが"失点数が少ないが順位は下"の唯一のチームである。

ただ内容面で潮試合が多いかと言われるとむしろその逆。攻撃数は4位、被攻撃数はワースト4位と攻守の入れ替わりが激しくなっている。さらにその中でシュート数・チャンス構築率は1位、守備でも被シュート数1位・チャンス構築率は2位と、トランジションが激しい中でも今治の方が効果的に攻撃ができている試合が多く、「攻撃でも守備でもやりたいことははっきりしているチーム」と言える。

まずは堅守を支える守備(非保持面)。プレス&リトリートではっきりとメリハリをつけて守備をしているが、時間によって使い分けているというよりは基本的には圧縮を大事にしているイメージ監督も試合中は積極的にその指示を出している。前からいける相手にはガンガン行って蹴らせて空中戦の強いCBがはじき返して回収、「無理だ」と思ったらわりとすぐに引いてブロックを敷くという印象。この切り替えをされる前に4123のアンカー脇を使えるのがベスト。

ただブロックを敷かれると中は消され、崩すのはかなり厄介になる。弱点で言えば3トップが高い位置を取る分、WGの外、ライン際は比較的触りやすい点か。特にインディオは献身的で守備にも積極的に取り組む選手ではあるが、ブロックを組むときにポジションを迷っていたり、適切なタイミングではない時にプレスで釣りだされて全体が動かされるシーンがある。常田は左で長い距離のパスが出せる選手なのでこちらの左WB、もしくは左SBに入るプレイヤーはインディオの背後を突いてうまく相手の右サイドと2対1を作りたい。

ただそれだけでは動じないのが今治。文字通り動かない。基本的には4バックはスライドしたり、サイドを深追いするようなことは少なく、ゴール前をちゃんと埋めてくる。なのでクロスまで行けても中の空中戦に優れたCBがしっかりと弾き、シュートまでいかせないというシーンが多い。GKにサイズを求めるのもこのあたりのような気がする。かといって、時間をかければかけるほど中は固められるので、山雅としては単調にクロスを放るのではなかなか厳しいというのは頭に入れつつ、低いクロスを狙ったり、ファーからの折り返しを狙うような攻撃をしたい。

そして、攻撃(保持)面。まずは「逆足WGに勝負させる」というのが攻撃の軸。守備でもWGが高い位置を取る分、トランジション時には一発で裏を狙い、そのままSBと1対1を仕掛けるという攻撃がある。ただこの時にインディオ・近藤ともにかなりの確率でカットインして利き足で巻いたシュートという形に持っていく。

そして、ビルドアップではGKはあまり使わずに楠美が下りてきて最終ラインは3枚になることが多く、IHがボランチのような役割に。WGのインディオ・近藤は前線に張り気味。そして、偽9番の中川はフリーマンのような動きをする。SBは幅取りで高い位置は取るがボールを受けるときはやや下りてくることが多く、ここを起点にしてIH・WGがスペースでボールを受けるということも多い。

そこからの展開でまずは4123では一般的なIHが経由地になる攻撃が1つ。そして、今治の場合は右は①0トップの中川がトップ下のような位置に入ってボールを預かる②インディオのフィジカルを生かしてボールキープ③IHの島村がサイドに流れてそこを起点にするというのがバリエーションとしてある。ちなみにそこから

ここだけ聞くと止めるのはかなり難しく感じるが、まずは野口・上原の両SBにしっかりとついていき、苦しいボールを蹴らせるというのが第一。というのも前線に高さがなく、3トップが張り気味、さらに島村も自由に動くため、ロングボールを蹴った時にCBにいい形で跳ね返されると中盤が薄くなるというデメリットも抱えている。この時、数的優位ができやすいのでチャンスと捉えることもできそう。

そして、問題のファイナルサードの部分。ほとんどの攻撃はサイドでIHやWGが持ってドリブルを仕掛けていくが、まずはカットインからのシュート→それが無理な場合はインスイングクロス→それも無理なら開けたサイドレーンにSBが上がってきたところを使うという優先順位が傾向としてありそう。

そのクロスに対してはCBにマークをつかれている選手は引き連れながらニアに突撃、しかしその選手は基本囮。マイナスやその背後をWGやIHが狙うというパターン。

ただ逆足WGからの逃げる形になるインスイングのクロスも、ニアで早いボールのクロスも、後ろに下がりながらの逆WGのシュートも触るところまではいけても決めきるには難易度が高い。「狙いは伝わるが(高度すぎて)シュートが決まらない」というシーンは毎試合のように見られる(このあたりはラルフらが試合に出れていないことで、クロスに合わせるタイプの選手がいないのもあるか……)。

さらにここまで書いたような攻撃の設計はJ3でも宮崎、鹿児島に近いものがあるが、設計がしっかりしている分、プレーが読まれているような印象も受けた。カギを握る両逆足WGが顕著だが、利き足を消されてシュートブロックにあったり、クロスのタイミングを読まれていたり……というシーンが多く、そのあたりもクロス数やシュート数が多いのにも関わらず、得点数が伴っていない要因と見られる(ボールを持ったらまず利き足をケアされる、うちでいうところの"TPJ状態"になってる)。逆に対策していなかったり、対策した上で上回れたりしたら普通に得点は増えていくと思われる

最後に……リーグ戦ここ3試合は「1得点無失点の山雅」と「1得点1失点の今治」の対決。よほど早い時間に失点して本来のフォームを崩さない限りは固い試合になるのが濃厚だが、今治は鹿児島戦の決勝点、天皇杯の4失点のうち3失点とセットプレーからやられているという嫌な流れが続く。単純な高さも両CB以外はないことが多いので、横山が抜けた分、他の長身FWたちの一発にも期待したい。

ここ2戦引き分けとそろそろ勝ちがないと上位にはいれなってくる、主力で離脱者が出た後の最初の試合ということもあり、序盤の良い勢いを継続するためにもここでしっかり今治を叩き、上位争いを続けていきたい。

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<長野パルセイロ>

■直近5年の成績と監督遍歴

17年:浅野哲也  J3・5位
18年:浅野哲也(1月-6月)、阪倉裕二(6月-12月)J3・10位
19年:横山雄次  J3・9位
20年:横山雄次  J3・3位
21年:横山雄次 (1月-10月)、吉澤英生(10月-12月)J3・9位

22年監督: シュタルフ悠紀リヒャルト
11年~13年はJFLでは2位、2位、1位と常に順位上では昇格条件を満たしながらライセンスの問題でJ2昇格できなかった(ちなみに11年山雅は4位ながらライセンスを持っていたことでJ2昇格を果たしている。できればこのまま未来永劫出会うことなく過ごしたかったが……)。そして、14年のJ3初年度でも2位に食い込むことに成功。現行のレギュレーションであればJ2に自動昇格の成績だが、この時は2位は入れ替え戦だったので讃岐と対戦して敗戦、J2昇格は叶わなかった。その後も15年、16年、20年と3位には入っているがあと一歩が届いていない。特に20年は最終節を2位で迎え、いよいよ昇格が見えたかと思われたが元指揮官・三浦文丈監督率いる相模原に逆転昇格を許している。

毎年J2昇格候補に名前をあげられる常連だが、昨年も9位で早々に昇格の可能性が潰え、その直後に監督も横山監督から吉澤コーチにシフト。山雅的には馴染みの深い監督のもと、初のJ3でのダービーを迎えるかと思われたが、今年は昨年8位と躍進したYS横浜の監督だったシュタルフ監督が就任。なんとも卑劣な引き抜きである(?)。ビルドアップ&ハイプレスにこだわりを持つ監督のもと、大きな転換期を迎える。

■去年のスタメン

・第1節

・第16節

・第29節

勝ち点36  8勝 12分け 8敗 得点35 失点28 得失点差7

主に4231と4123を併用。10節まではわずか1勝と苦しんだが、天皇杯で川崎を追い詰めた善戦から確変。メンバーも大幅に入れ替わって6戦負け無し(5勝1敗)とギアが入ったが、その後スイッチが切れたかのように8戦勝ち無し(3分5敗)ととにかく波が激しかった(ちなみにその後も5戦負け無しでシーズンを終えている)。

果敢なプレスやロングボールで敵陣へとボールを押し込み、三田や水谷、森川、吉村とクオリティと運動量を持った強力なサイドアタッカーがクロスを送るところまではJ3でも高いものを持っていたが(特にクロス数はJ3で1位を記録)、肝心のCFに小柄な選手が多かったのでそこの噛み合わなさはあったかもしれない。さらにハイプレスやサイド攻撃の裏返しでSBの上がったスペースを突かれてCBが晒されるシーンが多かったのも痛かったように思う。

■現スカッド・オフの雑感

【GK】
田中謙(→いわき)、寺沢(→南葛)、王(→未定)が移籍。後半戦出場していた田中の同カテ移籍は少なからず影響はあるかと思うが、ここの動きはキム・ミノの完全移行とリュウ ヌグラハのレンタルバックのみ。枚数だけではなく、GKから繋いでいくスタイルであることを考えると少し心許ないか。

【DF】
主力だと広瀬(→鹿児島)、吉村(→秋田)、山本龍(→松本へレンタルバック)が欠けた。特にキャプテンだった広瀬、個人昇格を果たした吉村は大きな痛手だと思うが、YS横浜から船橋、 池ヶ谷を獲得できたのは新監督のサッカーへの移行という意味ではこの上ないリカバリーだと思う。
ポリバレント性があって後半戦は左SBを務めていた水谷(登録上はMF)は今年も重宝されそうだが、ビルドアップ能力とサイズのある杉井(柏)がここかもしくはCBに食いこんでくれば可変システムの幅も広がる。

【MF】
山中(→群馬へレンタルバック)、上米良(→未定)は出番も多くなく、MF登録で目立った放出はなし。昨年、チームを支えた三田や坪川も残留した。
その上でYS横浜からの佐藤、川崎の期待の若手・原田と中盤は厚くなったので、シュタルフ体制ならより輝きそうな宮阪ら現有戦力との争いがどうなるかは読めないところがある。前から奪いに行くのでガツンと奪取にいけるキャラが少し不足しているのが難点か

【FW】
榊(市原)、金園(引退)、人見(琉球へレンタルバック)ら大幅に入れ替えを敢行したが、FWが固定できなかったり、他のポジションの選手が起用されたりしていたので大きなダメージはなく、宮本(藤枝)、山本(岡山)と経験豊富な即戦力を加えてスケールアップに成功。2トップにする選択肢もあるかとは思うが、YS時代のンドカの起用法を考えると宮本の方がイメージは近い。

■今年の予想スタメン(予定)

■開幕前展望(予定)

■試合前情報(予定)

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※掲載順・目次

①カマタマーレ讃岐・YSCC横浜

②鹿児島ユナイテッド・SC相模原

③テゲバジャーロ宮崎・FC岐阜

④アスルクラロ沼津・ギラヴァンツ北九州

⑤AC長野パルセイロ・FC今治
⑥ガイナーレ鳥取・藤枝MYFC
⑦愛媛FC・いわきFC
⑧ヴァンラーレ八戸・カターレ富山
⑨福島ユナイテッドFC・松本山雅

(データはfootballlabより)

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