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超過密日程だが…。中断前と比べるとプラスに捉えられる理由。

だいぶお久しぶりになってしまいましたが、noteを見返してみたら750人以上の方にフォローしていただいており……うれしい限りです。

Jリーグ再開の日程が発表されたということでまた徐々に書きたいことを書いていきたいと思いますのでできるだけサボらず頑張ります(笑)

■超過密日程になるのは必至

当然、これだけ中断していたので未だかつてないほどの過密日程に。

シーズン前から山雅は「過密日程は影響する」「昇格争いにマイナス」とは言われていたので、この議題についてはサポ内だけではなく、メディアでも散々話されていた。

しかし、同じ"過密日程"でも「元々そう言われていたのは一緒だから……」という精神論以上に意味を持ってくる。

■プラスはあってもマイナスはない「ルヴァン不参加(仮)」

上にも書いたように順位予想の際に「松本は過密日程になるから低くした」という言葉はよく耳にした。モヤモヤはしたが客観的に見た時に順位予想でルヴァン参加チームはマイナス勘定にしていたので妥当といえば妥当。。。

改めて言うまでもないが、J2チームのルヴァン参加のメリットとして「序盤で連携が深まる」「サブの選手に活躍の機会ができる」、デメリットとして「1チームだけ過密日程に」「ケガのリスク」などなど…。

個人的には開幕前にルヴァン杯があったのはプラス面のほうが多かったと思うが、今の状況を踏まえた時に準備期間は以前より増え、サブの選手にも十分なチャンスは回ってくる可能性が高いため、ルヴァンのプラス面は正直なくなったに近い。

いくら控えめに考えても他チームとは条件が同じになったので「不参加になったことで不利になった」とは考えづらい。決まっていた日程から相対的に考えると日程面は有利になったといえる。

と、ここまで書いておいてだが……

仕切り直し案見送りの可能性浮上という話も出ている。最低でも2試合(山雅は第1節アウェイなので最低1つはホーム)となるがこれに関しては現時点では何とも言えない。

■ルヴァン参加を想定していた編成

長いシーズンを戦うために2チーム作れる編成にするというのはどこの国にもある話だが、今年は過密日程を想定していたのもあってか、年棒的にもスタイル的にもどのポジションも突出した存在がいない(作っていない)、平均値が高いチームになっている印象がある。

他シーズンとの比較例をだすならば飯田、高崎、田中隼など…。何年か応援しているサポーターなら「一試合でも欠けたらやばい」「全体を変えなければならない」という状況を経験したことがあるはず。現段階では今年のチームは戦術的に破綻するようなことはない。(ただ吉田将は早く帰ってきてほしい)

資金もJ2の中では潤沢なほうなので、準備さえできれば「2チームで戦える戦力」を想定した編成はできている。

■即戦力級の2人を確保

あともう1つの降格チーム・磐田も編成時点ではルヴァン参加を想定していたはずだが、その後、参加と不参加に分かれたからか、山雅には目に見えたアドバンテージとして開幕後にMF久保田とDF常田が加入。

恐らくコロナ中断関係なく、早めに動いていた可能性は高い。22、23歳の若く、経験値のある選手を2人も獲得できたのは開幕前と比べて間違いなくプラス。ルヴァン参加するつもりだったのに結果無くなったというのが結果、怪我の功名のような展開になっている。

久保田はボランチ・サイドハーフ・(セカンドトップ的な)FW、常田はCB・左SBと複数ポジションこなせるのもありがたい。二人ともボールを動かせるタイプなのでどんな化学反応を起こしてくれるのか早くプレーを見たい。


以上、「監督の戦術理解」や「怪我人の復帰」などの他のチームにもいえるような要素を抜きにしてもプラスに捉えられる点は多くなった。

とはいえ、選手は大変な環境になっている。厳しい状況の中で何が起こるか分からないのでまずは健康を第一にシーズンを走り切ってほしい。

■こんな時期だからこそ「昇格」にむけた後押しを

「今年はサッカーどころではない」「とりあえず試合が見れれば…」

そんな気分になるときもあったが、やはり選手は昇格に向かって戦ってくれるはずで昇格のチャンスも(シーズン消化できればだが)来年、再来年よりは今年のほうが現実味があるかも…という気がしている。

シビアな話をすると経営状況もいつどうなるか分からないので本当の意味で「生き残りをかけたシーズン」になっても不思議ではない。サポーター離れ、スポンサー離れ、さらに飛躍すると経営危機を食い止めるためにも昇格は貪欲に目指すべきだ。

それぞれスタジアムに行ける回数は例年より少なくなるかもしれないが、どんな時でもどんな形でもサポーターの力と気持ちを見せていかなければならない。もちろん時期が時期なのであらゆる面で強要はしないが、できるだけ同じ想いで一丸となってシーズンを戦いたい。

END




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