最近見た映画



最近見た映画


バイオハザード ダムネーション


バイオハザードシリーズ、ナンバリングタイトルでの5と6の間。

我らがレオンが大統領府の命令で休暇中に戦場に放り込まれ、すぐに帰れって言われてヘソを曲げるところから。

意図的にゲームのアングルを交えているところとか、ゲームファンへのサービスを忘れず、QTEを失敗しないレオンは格好いい。

まさか、リッカーを応援する日が来るとは思わなかった。りっかーたんがんばれぇ、って拳を握った。

ゲームでのCGムービー技術が発達すれば、こういった映画の体系が増えるのかな。

ちなみに意味は罵り、酷評、天罰などだそうです。


バイオハザード ヴェンデッタ

バイオハザードシリーズ、ナンバリングタイトル6から1年後。おそらく7の前。

レオンとクリスのダブルヒーロー(クリス寄り)。

久しぶりのレベッカは研究者として登場。いや、設定だけはやしておくと後から使いやすかったりするのでよい。

6で盟友の大統領と死別したり、作前に裏切られてやさぐレオン。それでも戦うのだから、主人公。

クリスも7のときに見せたスマートモデルで活躍。

敵アジトに乗り込む2人、マッスルとテクニックは未だ健在。

特にクリスを先に行かせるためにゾンビの群れを引き受けるレオンがカッコいい。ゾン=カタ(ゾンビと戦うガン=カタの意)はそれだけで見る価値ある。

クリスもラスボスとの一騎打ちで人対人でアクションをやるけど、スタイリッシュ過ぎて笑った。

ガンアクションのスピードは人が演じる(演じることのできるスピードでやる)から見れるのであって、スピーディーすぎるともはや喜劇。

良い作品なのだが、劇中年表的にクリスもレオンもそろそろ引退させてあげてほしい。6とか8とかでタネは蒔いているんだから。

ちなみに、ヴェンデッタはイタリア語で復讐。
英語では暴力的な抗争、恨みだそうです

ルパン三世 the first


ルパン三世シリーズ初の3D作品

ルパンのコミカルさを残しつつも3Dを生かした滑らかな動き。

ルパン三世って、何かとファーストって言いたがるよね。

じいさま(血筋関連)とか、分かりやすくナチとか、本当に丁寧にルパン三世をやった。アニメ周りはルパンの目がキラキラしてみたり、コミカルに極振りしてみたり、迷走している印象があったので、この作品はそのへんのバランスがしっかりしてて良かった。

凄腕ですよ~特有の拳銃の弾抜きとか、天丼やったり、冒頭で使ったギミックを後からキーポイントで使ったり、シナリオライン的には問題なし。

イチャモンつけるなら、作中、ルパン一味が的に拿捕されるんだけども、いやいや、次元五エ門フジ子銭形がいて、アサルトライフル武装兵程度に捕まるのはないだろ。

物語を動かすには強すぎるパーティなんですけどね。



蜘蛛の巣を払う女


ミレミアムシリーズの二作目(ハリウッド版)。

ドラゴン・タトゥーの女の続編。

メインキャストもダニエル・クレイグとルーニー・マーラからスヴェリル・グドナソンとクレア・フォイに変更。

スーパーハカーリズベットが世界存亡の危機に関わるPCとそのパスワードを知る少年との逃避行。世界のためなんかじゃなくて、少年を思う父親の愛と自分の過去に向き合うために戦う感じ。

ちゃうねん。ドラゴン・タトゥーの女、の続きが見たかった。ありきたりなメロドラマの筋書きから逸脱した、もっと汚泥にまみれた世界で、技術一つで立ち向かう少女と、切れ者すぎるがゆえにその沼に足を踏み込んで引きずり込まれたジャーナリストの話が見たいねん。

原作を知らないので好き勝手言うのもあれだが、そんな感想。

僕ぁ、ケチャップでゲチャゲチャに色付いたナポリタンが食べたいねん。大雑把に見えて、下処理の丁寧な玉ねぎとピーマンに、芯が程よく残った太麺なスパゲッティが食べたいねん。スタイリッシュで洗練されたミートソースパスタは望んでないねん。

単作で十分面白かったけれども、前作を超えることあたわず、という平凡な評価。

しかし、興行収入という数字は面白いもので、作品の評価と収入益って結構相関があるのよね。複数回見る人がいる、とか口コミで見に行こうかしら、って人が関係しているのかしら。

こんな感じで4本。
面白かったです(小並感)

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