見出し画像

南アフリカで人生1番の二日酔いを体験している。

猫は、1日平均12-16時間は寝ている。
事実、シェアハウスにいる猫は、一生人のベッドで寝まくっている。

ぼくは、今日彼らよりも多くの時間ベッドにいた。死んでいた。20:00になる今まで、ほぼほぼベッドにいた。

壮絶な二日酔いに苦しんでいました。

今日ほど記憶が飛んでる酔い方は、32年目の人生で初です。
特にワイワイしていたわけでもないが、テツさんのBarでウイスキーをショットで、飲んだりジンマティーニやブラウンダービーを味わっていて、気がついたら12時を回っていた。そこからの2時間は特に記憶がない。

真ん中の金色が悪魔のショット

目が覚めたら、ベットにいて長袖にアンダーウェアの状態だった。

履いていた長ズボンが紛失していた。

枕元には、なぜかバスマットが置いてあった。

iPhoneはあり、財布はあったので、一安心。

携帯をチェックし、Uberの履歴で自分がいつ帰ったのかを確認した。
ぼくはひとつだけ、うる覚えなことがあった。

たぶん、タクシー内で窓から、外に向かって吐きまくっていた。
そして、家に着いた時にドライバーに叱咤された。

というのが、夢なのか事実なのかを確認する必要があるくらいのぼんやりさで覚えていた。

記憶を取り戻したいなぁと思った。
それに長ズボンと鍵が紛失している。

そこでUber経由で、昨夜の運転手に連絡をした。

すると、
窓から吐いている動画と汚れた車のボディの写真が送られてきた。

あー、事実だったのか。という思いと謝罪の念を抱いた。
彼にも、街にも。

彼曰く、
「君がゲートを開けて、家に入るところまでちゃんとみている。ズボンも履いていたよ。鍵も失くしてないだろう」とのこと。

洗車をしたら、領収書を送ってくれと伝えて、連絡待ちだ。

彼怒っているとは思うが、こんなわたしをきちんと家まで届けてくれたことに、とても親切心を感じる。
また、BARのスタッフともいつの間にか連絡先を交換していた。彼はぼくがちゃんと帰宅できるのかを把握するために、位置情報を送るようにしていた。

優しいひとが多いなぁと、二日酔いの頭痛の最中、呑気に考えていた。

ポジティブにこれらの出来事を捉えると、
「二日酔いだ、頭が痛い、ズボンがない、記憶がない!」
という英語の表現を強烈な体験と共に学べたことは大きい。

代償はでかいが。

この時、16時くらいだが引き続き吐き気と頭痛にやられていた。
そんな時に、ハエが部屋に入ってきた。

殺虫スプレーをつかい、瞬殺したのも束の間。
殺虫スプレーの臭いで、ぼくがやられた。

急いで、トイレに駆け込み、溜まっていたものを吐き出した。

水以外何も摂っていなかったので、スムージーとフレッシュジュースをUberで注文。

おしゃかわな入れ物と共に、回復の糸口を掴んだ。

そこから今日は、頭が全然回らずにベッドでゴロゴロさせて頂いた。20時過ぎにシャワーを浴びたことをきっかけにようやく復調し、これを書いている。

あまりの回復の遅さに、何か酒に入れられたのかなと思ったぐらいである。
南アフリカのBarやクラブに行く時には絶対に気をつけてくださいね。
このBarは間違いなく安心できるけれどもね。

テキーラやイエガーなどのショットで酔うよりも、ウイスキーの方がきついのかな。
年齢か。久しぶりだからなのか。
こういう日は、匂いを想像するだけでも悪寒がしますよね。

お酒で、1日を潰すのは非常にもったいないです。

それにここは異国で危険すぎる街。とりあえず無事でよかったです。

で、ズボンはこれ以上ないくらいに小さくまとまりベッドの端にありました。
ホテルのようにがマットレスに布団が挟み込まれているタイプなので、気付きませんでした。鍵もポケットにありました。

そんな一日です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?