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「自立セラピスト養成」を作ったわけ①ロミロミとの出会い

私が今、「自立セラピスト養成」をすることになった経緯を書いていこうと思う。

2007年、子どもは5歳。
子供服販売のパートをしていたが以前から自分で何かやりたいと思っていた。

自分自身、中学生の頃から肩凝りがあったし、人にマッサージをした時に何となく、ここをこのくらい押すと効く気がする・・・というのがわかっていたので、不妊治療時にヨガに時々通ったりマッサージで血流を良くしたりしたことが役立ったことを思いだし、まずは当時大流行していたアロマを使ったオイルマッサージを受けに行ったりした。

アロママッサージはアロマを浸透させることが主な目的なのでタッチが優しすぎて私の凝りはあまりほぐれなかった。

人と同じことをするのが好きではなかったことと、もう少し体がほぐれることに効き目のありそうなオイルマッサージがないかな?と探していたところ
「ロミロミ」という言葉が目に留まった。
なんだか可愛いひびきだな・・・
と興味をそそられ、色々な人のブログなどを読んでいくと
「涙が出た」ということをよく目にした。
なぜマッサージを受けにいって涙が出るんだろう??
ものすごく疑問が沸いて、その真相を確かめたいと思った。
すぐに調べて住んでいる地域で、こぢんまりしているロミロミサロンを探して(今後の参考にしようと思って)施術を受けに行った。

紙ショーツに履き替えて全身をオイルマッサージしてもらうのは初めての体験で、少しドキドキしたが施術はとてもダイナミックで抑揚があり、心地よかった。
ただ、90分肌に触れてマッサージをしてもらっただけなのに、言葉も交わさないのに、心までほぐれた感じがしてフワーっと温かい気持ちに包まれたのだ。
これはやってみたい!と思って
今度はすぐに教えてもらえるところはないかと探した。

本来ならロミロミというのはハワイの古代から伝わる伝統的な儀式であり、医療であり、実際の体だけではなく様々な要素にまで及ぶので門外不出のものだったのでハワイに渡ってしっかり学ぶことが良いとは思ったが、当時主婦の私にはそんな時間もお金も自由もないと思った。
最短でロミロミサロンを開けるスクールを探したところ、市内に比較的安い値段で教えてくれるところがあった。

体験に行き、すぐ次の日に申し込んだ。
そこからはとにかく自分ができるようになることが楽しくて、レッスンの日が待ち遠しかったのを覚えている。
そしていつも出してもらっていたハワイアンコーヒーのマカダミアナッツの香りも忘れられない。

そして私は卒業し、2週間で自宅でサロンをオープンさせた。

続きはまた書きます



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