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引き寄せの法則、発動⁉︎

著者: 六甲もこ

私が働く法律事務所には老若男女約30名ほどの弁護士が所属しています。その弁護士たちをサポートするリーガル・アシスタントは12名程で、それぞれが1〜3名程の弁護士を担当しています。

私はインハウスの翻訳者なので一人部署で特に誰の担当と言うのはなく、どの先生とも働いているのですが、その中でも一人の英日バイリンガルの先生の仕事をお手伝いする事がいちばん多いです。

その先生にはアシスタントが2名付いていたのですが、6月に一人は引退し(ひ孫もおられるスーパー秘書さんでした)、続いて若手のアシスタントも転職してしまったので、募集をかけると同時に急遽私が駆り出され、後任が決まるまでアシスタント業務も兼務する事になってしまいました。

さすがに一人二役だと仕事量が多すぎるという事で、他の先生のアシスタントの女性も一部手伝ってくれる事になったのですが、残念なことに、1ヵ月もしないうちにその彼女も転職! 英日両語の案件が多く、それが負担だったのかもしれません。

翻訳の依頼は次々入るし、アシスタントの仕事もひっきりなしだし、毎日がものすごく早回しのトレッドミルの上をひたすら走っているような状態だったのですが、慣れると案外心地よく、1日が過ぎるのは早いし、今まで知らなかった業務が学べるしで、だんだんと楽しくなって来ました。

軌道に乗ったのは良いけれど、もしかして翻訳のクオリティが若干甘くなっているのでは? と一抹の懸念が生まれてきた頃、思いもかけない方向から、募集してもなかなか決まらなかったアシスタントのポジションに突如、これ以上ないほど理想的な候補者さんが浮上しました。以前から、こんな人がこのポジションに来てくれたらとぼんやり考えていた通りになりました。

世の中は不思議なもので、時に全ての歯車が一発でカチッとハマったような、天の配剤としか思えないようなタイミングで物事がとんとん拍子に進むことってありますよね。今回がまさにそれで、私が日頃願っていた通りに物事が運び、これはもしや「引き寄せの法則」が発動したのかな? なんて。スピリチュアルな事には疎い私ですが、思わずそう思ってしまった次第です。

これから更に状況が良くなる一方である事を願いつつ、全力で新しいアシスタントさんのサポートをしようと、ワクワクしています。 

終わりよければすべてよし!

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