見出し画像

あけましておめでとうございます・パート4

著:杏ワイルダー

本年もどうぞよろしくお願い致します。

新年を前に「来年はブログがんばるぞ〜!」とみんなで誓い合いました。

実はその前に、私は強力な助っ人から「来年は夢の実現に向かってがんばれよ」と背中をガッツリ押され、「もう前に進むしかない」という状況に追い込まれています。

2014年からホストファミリーとして日本などから留学生をわが家にお迎えして、生活全般をサポートしていることは、以前もここに書きましたが、その学生さんの数も80人に達しています。

いまだにそのほとんどの方とLINEなどでつながっていますが、学生さん以上に仲良く交流を続けているお母さんも何人かおります。同年代だからでしょうかね。


そのひとり、T子さんとはもう8年近いお付き合いとなります。娘さんとはすっかりご無沙汰していますが、T子さんとはLINEで近況を報告しあったり、年に2回ほど会ったりしています。夏休みに一家で彼女の実家が経営する民宿に泊まらせていただいたこともあります。

パンデミックでしばらく会えなかったT子さんが、昨年末にホノルルに来られました。彼女は「コーチング」を仕事として、日本各地を駆け回り、企業や個人に「目標達成」のサポートをしています。

超多忙の中、彼女は昨春から大学院に進み、自分の娘より若い学生さんたちとともに勉強しているというではないですか。「脳の回転が遅い」「テックに弱い」とこぼしていましたが、楽しそうで、嬉しそうです。

「羨ましいわ〜」と話を聞いていた、私の目の下のひどいクマを哀れに思ったのでしょうか、T子さんがひときわ大きな声で言いました。「来年の目標を立てましょう。私が応援します!」。


私が目的地に到達するため、「コーチング」でサポートしてくれるというのです。友だち割引で、「ホノルルに来た際にランチとコーヒーを付き合ってくれれば良い」って。

さっそくその場で、カカアコのHマート2階のフードコートで、私の「1番やりたいこと」の達成のためのコーチングがスタートしました。コーチングは、相手の話に耳を傾け、質問を投げかけながら、答えを引き出すお手伝いをするもので、「こうしたらどう?」などといったアドバイスは行いません。あくまで自分の内面の「気づき」が重要なのだそうです。

目標達成に向け、彼女がいろいろ質問してきます。

やりたいこと、

そのためにやるべきこと、

目標到達の妨げになっていること…などなど。

とにかく忙しくて心身ともに余裕のない私は、年初に「やりたいことへの妨げになっていることをまず1つやめる」と決めました。

T子さんは日本から月1回ズームでコーチングを行い、私の進捗具合を確かめてくれるということです。


1月末までに「1つやめる」が私への宿題。

宿題をやるためには、誰かに迷惑をかけることになる…

その迷惑をかける相手のことを思うと…


目標に向かって進むことはとても大切なことですが、目標が大きければ大きいほど犠牲にすることも、苦しみも、「ごめんなさい」の数も多くなります。だからこそ到達したときの達成感はひとしおなんでしょうね。


箱根駅伝でゴールテープを切った選手、

W杯で優勝カップを掲げるサッカー選手、

あの達成感に満ち溢れた表情、とても輝いています。


私も頑張らなくては!

この記事が参加している募集

今こんな気分

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?