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愛車が高速で立ち往生! でも幸運が重なって…

著者: 六甲もこ

大ピンチ! 警告ランプが一斉に点灯

愛車はトヨタのハイブリッド車で今年で11年目。毎日乗っているので走行距離も大変な事になっていますが、今までバッテリーとウォーターポンプを一度ずつ交換したのみでこれといった故障はなく、さすが日本車は壊れにくいと全幅の信頼を寄せています。

が先日、夫と外で食事して高速を使って帰宅中、突如車の警告ランプが複数点灯、車がどんどん減速し始めました。と思う間に車の制御が効かなくなり、ハザードランプを点滅させ20メートル先にあった路肩へ滑りこみました。

幸運その1: 程よい場所に路肩

いちばん内側のレーンにいたので慌てたのですが、ラッキーな事に中央の路肩が広目にとってある場所の近くだったので助かりました。そこを過ぎるとしばらくは路肩がない場所でした。

日本だとこう言う場合JAFを呼びますよね。ハワイではAAA(トリプルA)を呼ぶか、または入っている保険会社のロードサイド・アシスタンスに連絡します。どちらにしても、修理工場まで牽引して貰うことになります。今回は保険会社に連絡しました。

幸運その2: 保険会社に一発でつながる

保険会社の代表電話番号にかけると米本土のコールセンターにつながります。通常は電話がつながるまでに長時間かかるのですが、今回は一発でつながりました。

ハワイの住所は独特なので、米本土の人に説明するのは時間がかかります。何度も地名のスペルなどを繰り返し、ようやく状況を説明する事ができました。牽引車を手配しますとのことだったので、車の中で待つことにしました。牽引車が出払っている場合は2時間ほどかかることもあるとのことで覚悟を決めたのですが…

幸運その3: 牽引車がすぐ近くに

5分程で牽引車のドライバーさんから電話がかかって来ました。「ちょうど近くにいるから15分程で着くよ」と。これが3番目のラッキーです。こんなにスムーズに牽引車がつかまるのは稀なのです。

幸運その4: たまたま義弟が訪問中

ただ牽引車には一人しか乗れないので誰かにピックアップしてもらうようにとの事だったので、夫が義弟に連絡しました。この日はたまたま義弟が義母の元を訪ねており、なので義弟にすぐ連絡がついたのが第4のラッキー。

10分ほどで牽引車と共に義弟の車も到着して、夫はそのまま修理工場へ。私は義弟と家に戻りました。義弟はそのあと夫をピックアップしに修理工場へ。

車が立ち往生してから30分以内で家に戻れてホッと一息。時間が遅く修理工場は閉まっていたため、夫は修理工場の敷地に車を置いて、留守電とメールを残したあと、鍵をポストに入れて帰って来ました。

幸運その5: 修理代が無料に

翌日修理工場から連絡が。「今回の故障はトヨタのリコール対象になっているので、ディーラーなら無料で修理して貰えますよ」と、でそこからトヨタのディーラーまで無料で牽引して貰えました。

「故障の感じから数千ドルの出費もやむなし、ただしあまりにも高くつくようなら買い替えを考えないといけないかも…」と前夜からずっと考えていたのですが、無料と聞いて安堵のあまり腰が抜けそうになりました。聞くところによると、最近法律が変わって、過去のリコール対象も全てカバーされることになったんだとか。これが5番目のラッキーです。

ありがとう、ご先祖さま

というわけで、1週間ほど入院した愛車でしたが、すっかり元気になって帰ってきました。これからもよろしくね。

今回は幸運が重なりに重なって全て上手く運びました。怪我人も出ませんでした。先月日本を訪問した際お墓参りもしたので、もしかしたらご先祖さまが助けてくれたのかも知れませんね。感謝。


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