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提案型ウェディングプランナーって?

プロなんだから、式場の担当者が新郎新婦の悩み解決を提案するのが当たり前だと思っていられる方が多いのですが、実は少し違いがあります。

ホテルや式場、レストランに勤めてらっしゃる担当者はあくまでも会場のルールに基づくご案内をしなければならないという決まりがある為、プランニングのご提案とは異なります。

簡単にいうと提案には2つのタイプがあって
1)単純に準備を滞りなく進めるためのスタンダード型
2)ワクワクを高める追求型

2に関しては、特に貸切の会場でない場合は
推奨していないところが多く、そのようなところは、最近ですと装飾のバリエーションを増やし、見た目はオリジナルで出来る事を強みにしていたり、お料理が強みだったりしているところが多いです。

また、2の事を知らないまま結婚式を迎える花嫁たちもいらっしゃいます。
ウェディングプランナーにとって、2は正直ウェディング大好き人間でないと追及していけないからです。労力がかなりかかります。特に1と2の差の資格がある訳では無いですし。花嫁たちは気づきません。


例えば

◉プロフィールムービーを手作りしたいと伝えた時

持込映像比率や音源の著作権のお話、持込提出期日のお話、DVDへの焼き方のご説明をしてくれた。
これは提案ではなくその会場のルール。

(提案の場合)
〇〇様は、このプロフィールムービーでこんなことを伝えた方が良いと思います。なぜなら以前こんなことをゲストに伝えたいとおっしゃっていたからです。
例えばこんな風な音楽にして、こんな文字にするのはいかがですか?


◉招待状を手作りしたいと伝えた時
会場で取り扱っている招待状を見せながら〇〇の理由でこれが人気と教えてくれた。この種類以外は持込扱いになり、持込手数料はかからないと教えてくれた。これは提案ではなくその会場のルール。

(提案の場合)
〇〇様のこんな結婚式にしたいというイメージにはこのような用紙で文字のフォントがおすすめです。
当初イメージなさっていた〇〇のように見えますし、例えばこちらですと、統一感も出て当日のペーパーアイテムも映えますよ。もし手作りなさるならこんなこともできますね。


◉どんな装飾にしようか悩むと伝えた時

自分好みにしたらいいとアドバイスをしてくれた。
最近会場で挙げた写真を見せながら、これがドレスに合うから似合うのではないかと教えてくれた。
これは提案ではなく過去の事例のお話。

(提案の場合)
〇〇様の結婚式はこのような内容ですから、こちらのカラーを使用しなあら、こんな雰囲気になさるのがおすすめです。
ペーパーアイテムや手作りアイテムとも統一感がマッチして素敵だと思います。こんな装飾にしたらいいというイメージマップを作成してみたのですがいかがでしょうか?


簡単にいうとこんな感じです。
これがひとつひとつの準備にあるようなイメージ…
伝わりますかね( ´∀`)



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