平成の空気感ってどんな感じだったっけか

RIP SLYMEの熱帯夜を踊る高校生の動画が流れてきて、あぁこれは令和じゃないなと思った。これは「平成」だ。平成の空気感。

平成の空気感と言いつつも、そもそも平成の空気感ってなんなんだろう?

平成生まれながらも、黒ギャルやルーズソックスの文化は私たちよりも少し上の世代で、私にとっての平成はそういう感じではない。

小学生の頃はポケモンとかたまごっちとか、AKBとかEXILE、任天堂ならDSとかWiiとか、そういったものが周りにあったなぁ。

親は昭和の世代の人だから、たまに世代間の違いについて考えることがあるけれど、毎度思うのはバブルの恩恵を授かってみたかった。バブルは教科書の中でしか知らない。

その一方で失われた20年(30年)。そしてその真っ只中で生まれてしまったミレニアム世代の私たち。

別に世界が灰色だったというわけでもないけれど、明るくも暗くもない、曖昧な感じでズルズルと来てしまった感は少なからずともいくらかはある気がする。。

「OECD加盟国の中で日本の賃金横ばいです」なんていうのは、もはや義務教育鉄板ネタの決り文句のようで、ニュースキャスターが淡々と話しているようで、あぁ豊かさって何なんだろうなと考えさせられる。

気候変動問題を始めとした様々な問題。

地球に異常が出てきました、エコフレンドリー、サステイナブル、SDGs!

問題が出てきたというより、本質は前から問題として存在していて、ようやく認識され問題視されるようになったんだろうなと思うし、とりあえずSDGsを叫んでおけという風潮も好きでない。

スローライフを、ミニマリストを!

そんな言葉も時に皮肉に聞こえてしまうことがある。経済成長出来ないからスローライフを、丁寧な生活を、必要最低限のモノで幸せになろう!

問題を覆い隠すための美学としてのスローガンほど洗脳色の強いものはない。メディアのプロパガンダか?

平成の空気感ってどんな感じだったっけか、思い出せないのは吉なのかそれとも凶なのか。。

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