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【オールカーボンで革命を! YONEX SNOWBOARDSとは!】

どーも👋

今回は、テニスやバドミントンで有名なYONEXをご紹介します!

それでは参りましょう!

【YONEXの歴史】

1946年に創業し1957年よりバドミントンラケットの製造を開始しました。
1963年にはバドミントンラケットの生産及び販売で日本一を達成。

その後は、カーボン技術を生かしテニス業界やゴルフ業界へと進出し、革新的なギアを生み出し続けてきました。

実は、製造の所在地が豪雪地帯としても有名な新潟県長岡市にあります。

創業当時、スノーボードについてはスポーツというよりもレジャーと捉えられており、数多くのブランドがあったが、違った切り口から参入すればいいのではないかと考え「世界初。全身カーボン。」のコンセプトと共に1995年スノーボード業界へ参入したということです。

当初のブランドネームは”GATTA(ガッタ)


オールカーボンボードとは

スノーボードは、基本的に全て木材をコア材として使用していますが、YONEXは、コアに全く木材を使わないのです。

YONEXが採用するカーボン=炭素繊維とは、
優れた軽量性と剛性を備え、スノーボードに欠かせない反発力を併せ持ってます。

カーボン繊維を編み込んだシート状の物を何層にも重ねることでボードを成型し、ラインナップしている各モデルの部位に合わせて、カーボンシートを組む角度や配置をベストバランスに調整しています。

シート結合には接着剤を使用せず、加熱・加圧して成型することで高い結合力と軽量化を実現しています。これが”オールカーボン”を誇るYONEXの独自技術です。

YONEXのボードが軽量でありながら反発力・耐久性に長けているヒミツは、カーボンの性質を100%引き出す為に必要とされる完璧な設計・製造までの過程は、決してどこのブランドにもマネできない技術なのです。

さらに、すごいのが大量生産型でなく
自社工場で職人の手によって丁寧に作られており、徹底した製造と品質管理を行っているからこそ、高品質なカーボンボードが生み出されているんです。

カーボン技術をスノーボードに

他のスポーツで培ってきた高いカーボン技術はあったYONEXですが
ラケットとは、質も形も全く異なるスノーボードでは、反発とねじれ、耐久性、そして操作性が求められます。

全く新しいジャンルであるスノーボードの開発は簡単なことではありませんでしたが、
プロダクトチームと技術者、テストライダー達が一丸となって開発に取り組んだことで、

アラミドハニカムコア

(コア材として最も重要な高強度と軽量性を併せ持った蜂の巣状の素材。曲げ弾性率が小さいため、ヘタリも発生しにくい)

カーボンチューブの開発


ナノ技術の応用など、新技術が次々と誕生し、業界で一目置かれる程のスノーボードを作り上げることに成功したのです。

その技術は進化を止めず
2001年にカーボンボックスチューブ
2003年にラウンドチューブ
2004年にはカーボンウォール
2005年にはカーボンナノフラーレンを投入したことによってX-フラーレンSTOMP TEC
の開発に成功しています。
また、キャンバーに特化したスノーボードやカーボンナノテクノロジーを集結させたCSMCといった技術も開発、世界最高峰の技術をどんどん生み出しています。

X-フラーレン
フラーレン分子に、特殊な生成技術をもって放射線状に4つのリブを装着したナノサイエンス新素材。
フラーレンを超えた結合力を生み、さらに反発性能を4%、剛性を6%向上。
結果、今までにない素早く鋭い弾きと高い面安定性を実現。

STOMP TECH
操作性に優れる軽量スウィングウェイト構造
高強度と軽量性を併せ持つアラミドハニカム、高密度で強度に優れた軽量の ISO コアを採用し、ランディングの衝撃を柔軟に受け止め分散させるために開発された構造「STOMP-TECH」。
最大の特徴は粘りのあるしなり。
この構造をベースにノーズ・テールの軽量化させ、重量バランスがよりセンターに集中したことで軽快なスウィングウェイトと高い操作性を実現した。

CSMC構造
高強度カーボンでつくった外殻の中に、耐衝撃吸収性に優れたマイクロコアを充填。強度に優れたコア材のため、重量が嵩む補強材も最小限におさえても十分な強度を維持することができる。


YONEXは、オリンピック種目であるという観点からもアスリート寄りの製品開発。
趣味・カルチャーの世界を度外し競技に特化したカーボンボード専門家なのです。
その結果、中上級者向けがメインとなります。

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いかがでしょうか🖐

YONEXの板はとにかく軽い!
板を履いてリフトに乗っても、普通の板よりもかなり軽量なので、足が重く感じないんです👀

そして、さすがYONEXと思わされることがあるのですが
それは、YONEXが採用しているカーボンは
ジャンボジェット機にも採用されてるカーボンなんです🤞

つまりは、YONEXの板を使えば
ジャンボジェット機に乗ってるのと同じという事ですね(笑)

ボードの他にもブーツやウエアも開発しています!
こちらもYONEXテクノロジーが詰まっていますので、そこらへんはまたの機会に!

では、また次回に👋

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