方言ミュージカル「ヒーヌムンの生まれた海」稽古日誌#14

2020年12月3日19:00~21:00 於:知名町立体育館

ウォームアップ・発声
ハミング・あくび・ウォームアップ。
ウォームアップには新しい動きを。立った状態で両手で見えない小さなボールを転がします。だんだんとそのボールがおおきくなっていって、そのボールの内側に入って、その内側を触っていきましょう。しばらく内側を触っているうちに、だんだんボールは小さくなっていきます。元のおにぎりくらいの大きさになったところで、そのボールを自分の体の好きなところに埋め込んでみましょう。手先に血が通って手のひらが温かくなっているはずです。
短音、長音、あえいうえおあお発声、をしました。

360度彫刻
全員で輪になって、1番から4番のグループに分かれます。リーダーが「〇番、○○!」と好きな言葉を言います。そこで呼ばれた番号の人たちは5秒以内に輪の中心に集まって、「○○」をイメージしたものを共同で作っていきます。5秒後、出来上がった彫刻をみんなで鑑賞して、品評していきます。
はじめは具体的なモノ、慣れてきたら抽象的なモノをします。
人間の体でどれだけの者が表現できるのか、試しどころです。

水を汲む、花を摘む
全員で輪になります。隣の人と2人1組になります。輪の中心に泉があると想像して、水を汲んで、ペアのもう一人にあげましょう。水をもらった人は水を汲みに行って、さっき水をくれた人に水をあげましょう。
今度は、真ん中に花があるので、それを摘んだり刈ったりして、もう一人にあげましょう。もらった人はまた花畑に行って、花をあげましょう。
その水や花がどれだけ大切に扱われたか、それでその水や花の価値は決まるでしょう。
水を汲むためには、水のありかたを知らねばなりません。花を摘むためには、花の姿を丁寧に表現してあげないといけません。花を表現しているうちに、ふと自分が花になっているように感じるときがあるかもしれません。
カエルを捕まえてみましょう。ウサギを捕まえようとしてみましょう。バッタを捕まえてみましょう。捕まえる対象と同じような動きを、僕たちはしているでしょう。見えない何かを表現するとき、僕たちの体はどうなっているでしょう。よく観察してみましょう。

読み合せ
22ページから42ページまでを決まった配役で読み合せしました。歌も満載。
次回は続きから読み合せをします。(ページ数でいうと60ページの台本です。1ページ約2分で進んでいく予定ですので、全体でおよそ120分のお芝居になりそうです)

以上です。お休みの人が多かったですが、全員の配役が決まりました。
ずんずん進みます。頑張っていこう。

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