よもやまHawaii #13：ハワイで見かける生きものたち
自然豊かなハワイ島では、ハワイ固有種や絶滅危惧種に指定されている生きもの出会うチャンスがあります。
１．ホヌ（Honu/ウミガメ）
ノースにホヌを見に行くツアーがオアフではあるようですが、ハワイ島ではわざわざ見に行かなくても、行った先のビーチでホヌを見かけることがよくあります。昔の写真は画質が悪いので新しい写真だけ載せていますが、Black Sand BeachやPu'uhonua O Honaunau、Kahalu'u Beachでもホヌを見ました。
２．ネネ（Nene/ハワイガン）
ネネはハワイ固有種でハワイの州鳥です。
1940年代には個体数がわずか50羽と絶滅の危機に瀕しました。厳密に言うと、ネネは1951年に絶滅しました。幸いなことに個人が飼育していた約30羽が生き残ったいたため、これらを繁殖させて今日に至ります。
ネネを見られるのは高所に限られているとのことですが、それほど高所ではないワイコロアでも見かけてちょっと驚きました。
初めてネネを見たのは2000年にカウアイ島へ行った時のこと。
車を停めたこんなに近くで複数羽見かけて興奮したことを覚えています。絶滅危惧種と聞いていたのに‥？
３．ハワイアンモンクシール（ハワイモンクアザラシ）
2022年夏、ワイキキのビーチ（Kaimana Beach）でハワイアンモンクシールの親子が見られると大きな話題になりました。パンデミックの影響で人が少なくなり海がきれいになったことも影響しているのかもしれません。
ハワイアンモンクシールを見たのは2000年8月、カウアイ島のPoipu Beachでした。この時も親子。手前が7月6日生まれのベビーで向こう側が母かな？モンクシールは約6週間くらいしか子育てをしないらしいという話を聞いたので、私たちが子育て中のモンクシールに出会えたのはラッキーだったと言うことですね。
2000年当時、ハワイ諸島に生息するモンクシールは1400頭程度ではないかと言われ、絶滅危惧種に指定されています。ポイプビーチでは、モンクシール親子を守ろうと24時間体制でボランティアによる監視が続いていました。親子のいる場所はネットで囲み人が入れないようにしてあり、写真撮影をする際もフラッシュは禁止されていました。
４．ゲッコー（ヒロオヒルヤモリ）
ハワイにはカラフルなヤモリがいます。
ハワイではホヌとともに幸運を呼ぶ守り神として親しまれ、ジュエリーのモチーフとしても人気のゲッコー。この種類はカラフルでクリンとした目もかわいい。ハワイ滞在中に虹を見るとハッピーな気分になりますが、このゲッコーに出会った時も同じでうれしくなります。
Kona Brewingのロゴにゲッコーが使われているのは有名ですよね。
５．アカハラシキチョウ、カーディナル、七面鳥
アパパネ（Apapane/アカハワイミツスイ）もイイヴィ（Iiwi/ベニハワイミツスイ）もいまだに見たことがありません。どちらもハワイ固有種です。鳥の声に見上げた木々の間に赤い姿を見た時は、アパパネか？と色めき立つのですが、違う赤い鳥だったと言うことが常です。
オアフのフォスター植物園に行った時に見かけたのはアカハラシキチョウ。きれいな色のきれいな鳴き声の鳥。
レッドクレステッドカーディナル。その昔、ハナウマ湾で見かけましたが、これは結構見かける鳥ですね。
こちはらノーザンカーディナル。全体が赤くて目立つ上に、グリーンの壁をバックにさらに際立っていました。
それよりも！村松さんの敷地内を悠然と行進して行ったのは七面鳥。飼っていないと言っていましたので野良です、野良七面鳥。またまた古すぎる話になりますが、2003年の冬にWaikoloa Hillsに滞在していた時にも七面鳥に遭遇しています。驚き過ぎて思わず動画を撮りましたが、初代デジカメに慣れていなかったこともありピンも甘くブレブレ。アップできる代物ではありません。
６．山羊、牛、馬
ハワイ島には牧場があるので馬や牛はよく見かけますが
ワイピオ渓谷で乗馬をした時に野生の馬を見かけました。ちょっと遠かったのと騎乗中のためブレていますが、あれは野生の馬だと教えてもらい夫が撮りました。
茶色や黒の肉牛はよく見かけていましたが、乳牛を見たのは2018年にUpolu Airport Roadを通った時が初めてで、ハワイにもホルスタイン種の牛がいるのだと遅まきながら知りました。
Mahai'ula Beachでヤギに遭遇しました。ビーチでのんびりしていたら背後でガサガサと何かが動く気配が。振り向くとそこにはヤギがいました。1頭だけではなく数頭、草を食みつつのんびりと移動していました。
Kings Landに泊まるようになると、ゴルフコースビューのラナイからは夕方ヤギの集団が横切って行くのを見かけるようになりました。
主にハワイ島で見かけて写真を撮っておいた生き物をアップしましたが、こんなハワイ島に馴染んでしまうとオアフはすでに通過点、いえ直行便が就航してからは行くこともほぼなくなりました。でも、オアフも他島もまたゆっくりと行ってみたいと思うのがハワイです。
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