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自分の才能について考えてみた

最近はまっているPodcastがあって、それは才能について話されているこのチャンネルだ。とっても面白いので、"才能"という言葉に反応した人はぜひ聞いてみてほしい。


私は昔から人の強みを見つけることや、その強みを活かす・伸ばすということに関心が高い。

2020年にストレングスファインダーの認定コーチの資格をとり、そこでも強み・才能について学んだ。
ストレングスファインダーの開発元である米Gallup社では、それぞれの言葉を以下のように定義している。

・才能:あなたらしさ、潜在能力。もって生まれた思考、感情、行動の繰り返しパターン。生産的に適用できるもの。

・強み:特定の作業において、一貫してほぼ完璧な業績を出す能力。強みを完成させるには才能から育てあげる。

私は、人それぞれの才能が花開き、強みにすることができれば、その強みの掛け算で世界はもっとよくなるのではないかと信じている。
また本人も、苦手なことや成果の出ないことに向き合うよりも、とても心豊かに活動できるのではないかと思っている。
個人も輝くし、周囲も嬉しい。
違いの強みが掛け合わさることが、世界の発展・幸せにつながるのではないかと思っている。

冒頭に紹介したpodcastを配信している、TALENT Inc.代表の佐野 貴(たかちん)さんは、才能を

ついついやってしまい、やってよかったと思えること

と定義していた。

ついついやってしまい、やってよかったと思えること


なるほどなるほど。

私はなんだろう、と改めて考えてみたら3つ浮かんだ。

1つめ:人の考えや価値観を知りにいくこと

「なぜこの仕事をしようと思ったのか」
「なぜこの会社に入ったのか」
とかすぐ気になっちゃう。

採用担当をやっていた経験も長いのもあって、自然とその人を理解するためや価値観を知りたいと思い、つい過去の決断時の背景とか聞いてしまう。
あまりいろんな人に聞かないように気をつけているのだが、美容院にいっても、担当してくれた美容師さんに内心は「なんで美容師になったんだろう?」と聞きたくてたまらなかったりする。

もっと深く理解したいときは生い立ちとかも聞きたくなってしまう。
どういう家庭環境で、どんな親で、どんな経験をしてきたのか。

その人がどうつくられてきたのか、深く理解をしたくなっちゃう。

誰でも気になる、というわけではないと思うのだけど、少なくとも一緒に働く仲間や、仲良くなりたい人は、その人について深く知りたいと思ってしまう。

相手の大事なものや価値観を知っていることで、尊重することができたり、私も、相手を理解した上でコミュニケーションがとれるので、関わりがよりよくなる気がしている。

すごい嫌な人だなーと思う人がいても、なぜこの人はこういう性格になったのか興味がわく。

そして過去を理解することで、嫌な人だとしても(ほんの少し)愛おしくなったりする。

みんな違ってみんないい、という思いや、みんなと仲良くやれたらいいな、というのが私の根本にあるのかもしれない。
自分と違う人に対する好奇心みたいなものもあるかもしれない。

2つめ:興味をもったことについてとことん調べる

気になった人と会う時、何か新しい家電を買うとき、どこかへ旅行へ行くとき、ちょっといいレストランを探すとき、なんでもとことん調べる癖がある。

つい最近はロボット掃除機と、普通の掃除機を新調しようとしているのだが、公式情報はもちろん、ブログやYoutubeの解説、比較動画などを片っ端からみるので、最新の掃除機界にとても詳しくなった。

旅行する時も、どこのホテルがいいか、どのレストランがいいかなど、気に入るところがあるまでとことん調べる。

だからあまり何かを買うときに失敗することがないし、満足することが多い。
ただ、買うまでに(行動するまでに)時間がかかるのが難点である。

なので最近は3000円以下だったら、即決しようと決めた。
検討している時間の方がもったいないとようやく気づいた。笑

3つめ:人の話をゆっくり聞く、人生の相談にのる

人と話していると、気づいたら相手の相談にのっていることが多い。
そして終わると「なんだか元気になった、ありがとう」と言われる。

別に相手も相談が主目的で話し始めたわけでも、私も相談に乗るつもりで話を聞いていたわけではない。
日常の話や、互いの近況共有をしているうちに、気づくと私は相手の話を聞いていて、その流れで相手がいま困っていることや、考えていることなどの話になり、結果的に相手が元気になっている。

私は特にアドバイスをしたりするわけじゃない。
もちろん私の経験や知識から力になれそうなことがあったり、求められればアドバイスをすることもあるが、基本は聞いているだけだ。何も意識しなければ会話の8-9割は相手が話していた、となることが多い。 

最近は逆に自分からも話したり、コーチングみたいにならない事をあえて意識したりもしているが、無意識だった頃は、自然と聞き役になることが多く、ただの雑談だったのが、
「すごい考えが整理された!ありがとう」
「コーチングみたい」
「すごいいい問いをもらった!」
と言われることが多かった。

なんだかおもしろい。

いまもコーチ活動を仕事としてもしているが、天職だなとも思ったりする。

私はついつい、人のことが深く知りたくなるし、相手の考えにも興味をもってしまう。それでつい色々と聞いてしまうのだ。

そんなこんなで、才能(ついついやってしまい、やってよかったと思えること)について考えてみた。

あなたのついやってしまい、やってよかったと思えることは何ですか?








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