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美容師人生30年を振り返りとこの先のこと。


4月で現役美容師人生30周年。まさかこんなにも現役美容師でいられるなんで30年前には想像もしてなかったが、こうして現役美容師でいられるのは、僕の元に通い続けてくれるお客様たちが僕を美容師としての役割を与え続けてくれたおかげなんだと。

つまり僕は、通い続けてくれるお客様との触れ合いによって、常に美容師としてその気にさせてもらった。

と言うことになる。

今回からこのブログは終活というか、ここに至るまでの道のりを記して、その先もぶれない自分であるために書いていこうと思う。

今回はプロフィールを書き換えてみた。


仕事は「相手をその気のさせる」と言うことが大切なことだと思って美容師を続けてきたら30年が経ちました。このブログは仕事を続ける上で大切なことを記すブログです。


こんな感じ。 


「やる気にさせる」と「その気にさせる」

何がどう違うかはうまく説明できないが、イメージ的に「やる気」は受動的。「その気」は自発的に捉えている。やる気は外的要因によって左右される。「その気」は内面から湧き上がる衝動。少なくとも自分が担当するお客様たちは、毎回、その気スイッチをオンにして毎回店を後にする。

今すぐその気にさせる仕事術に於いて、髪型は、相手がその気になれる環境の一部でしかない。もちろん髪型のクオリティは大切だが、それだけではその気にはさせられない。その気にさせるためには仕上がりにフォーカスするのではなく、流れ(プレセス)をデザインすること。つまり、サロンタイムが大切なのだ。

お客様自身がイメージする理想の自分になるためには、今すぐその気にさせる必要がある。そのためにもそれぞれの施術において担当するスタッフも、その気にさせる美容師役に徹する。これが大切。

巷に溢れた「お客様からみた美容師のイメージ」の姿になるのではなく、目の前のお客様がイメージする自分づくりをサポートする美容師役を演じるのだ。

言葉遣い、ファッション、自己開示、所作、アドバイス、店の雰囲気、BGM、技術力、カウンセリング力、雑談力、ありとあらゆるもの全てにおいて、お客様をその気にさせる環境づくり力を磨くこと。

今すぐその気にさせるための技術


これから先も、この技術を磨き続ける美容師でありたいものです。

mahalo!!

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