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金太郎飴ビジネスの寿命

ビジネスには寿命があります。

当然ですが、誰でも簡単に始められるビジネスであればあるほど、ライバルがどんどん入ってきて、集客の難易度が高くなっていくからです。

そして、打ち手がなくなった人、差別化できなくなった人、お客さんと精神的なつながりを作れなかった人から消えていくからです。

Twitterやインスタにも溢れていますよね。

  • PC(スマホ)1台で〜

  • ブログ(SNS)で〜

  • 主婦でも〜

  • シングルマザーでも〜

  • 会社をクビでも〜

  • ニートでも〜

みたいな感じで、さも誰でも簡単に稼げるかのようなコンセプトが。

主婦“でも”稼げるとか、ママ“でも”とか、シングルマザー“でも”とか、「でも」って何なんですかね。

自分で望んで、あるいは自ら決断してそうなってるわけなのに、そんな免罪符のようなな、卑下するようなワード入れて起業したり、サービス提供したりする必要あるのかなって思います。

みんなが同じようにつけてるダサい肩書き外して、金太郎飴のようなコンセプトはぶっ壊して、ひとりの女として、発信力や商品力で勝負したら良い のにと。

他には、コンサル、コーチ、プロデューサー、ライティングなど、始めるのに資格や費用がかからないもので起業している人もわんさかいますね。

いくら稼ぎました、いくら稼がせました、月商いくらです、みたいな。

こちらも、金太郎飴かのように、みんな同じようなコンセプト、肩書き、ブログのデザインばかりが存在していて、みんな本当にそれがやりたいことなの?って思います。

昔からそうです。

誰かの真似をして、師匠やコミュニティのおこぼれをもらって、瞬間的には稼げるかもしれませんが、継続性できる可能性はほぼゼロです。

なぜなら、金太郎飴ビジネスは、下図の「D領域」、つまり「収益性も低く継続性も低い」ビジネスに過ぎないからです。

収入の天井が決まっている、中小零細に勤めている多くのサラリーマンも「D領域」に入るので危険なんですが、フリーランスで「D領域」のビジネスしか持っていないのは、それとは比べ物にならないくらい致命的なんですね。

収益性が低いのでストックも貯まらないし、しかも倒れたら終わりなので。

それなら、年収1000万円の狙えるような大手企業に勤めているサラリーマンの方が全然良いです。

ビジネスと呼べるものは、言うまでもなく「A領域」のみです。

少なくとも、最初は「B領域」、あるいは「C領域」のビジネスを持ち、A領域に成長させていかなければならないんですね。

そのために何をしなければいけないか、ということなんですが、基本的には2つ。

最初から参入障壁が高いビジネスに参入して大きく稼ぎ、仕組み化して「A領域」に持っていくか、最初はそこまで稼げなくても、ライバルが真似できない領域までコツコツ成長させて「A領域に持っていく」か です。

まさしく「B ➡︎ A」か「C ➡︎ A」ということですね。

発信とクライアントワークにおいて、知識、経験、スキルを積み重ね続けること、なおかつ新規事業を展開させていくということです。

発信に関して言うと

  • ブログやYouTubeといった「コンテンツメディア」を充実させること

  • メルマガやLINEなどの「コンバージョンメディア」を代謝させ続けること

  • TwitterやInstagram等の「ブランディングメディア」を強化していくこと

ですね(※ 3つのメディアについては下記参照)。

クライアントワークに関して、インプットとアウトプットを繰り返し、問題解決スキルを高めることです。

それでも、あなたよりも優秀なライバルはどんどん現れるし、あなたよりも努力している人、あなたよりもビジネスやお客さんを愛してる人には負けます。

どんなライバルが現れても、絶対に負けない確固たる理由と、実際に需要があるなら良いですが、そうでないのであれば、武器(収入の軸)を増やしていかなければ、ジリ貧になっていきますよね。

そのために、コンテンツ販売や物販といった、メンテナンスや広告運用で回る新規事業も展開し、本当にやりたいこと、やるべきことには誰よりも愛と情熱を持って取り組めるようにしなければならない わけです。

寿命が見えてしまった人はショックかもしれませんが、多くの人がスルーしている大事なことに気づけたということでもあるので、いくらでも未来は変えられます。

言ってしまえば、脱金太郎飴です。

前向きにいきましょう。


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